« (1944) スリーメン&ベビー | トップページ | (1946) 祈りの幕が下りる時 »

2019年9月30日 (月)

(1945) ハングリー・ラビット

【監督】ロジャー・ドナルドソン
【出演】ニコラス・ケイジ、ジャニュアリー・ジョーンズ、ガイ・ピアース、ハロルド・ペリノー
【制作】2012年、アメリカ

妻の暴行被害をきっかけに組織犯罪に巻き込まれる男の奮闘を描いたサスペンス。

高校の英語教師、ウィル・ジェラード(ニコラス・ケイジ)は、美しい妻ローラ(ジャニュアリー・ジョーンズ)が暴行されたという報せを受ける。レイプされ、重体となった彼女を見てショックを受けるウィルに、サイモン(ガイ・ピアース)という男が近寄り、暴行魔への復讐を引き受けることをほのめかす。金銭は要求しないが、あとで手伝いをお願いすることになると言われ、ウィルはつい依頼をしてしまう。暴行魔は殺害され、自殺として処理される。ウィルは驚くが、やがてサイモンから、アラン・マーシュという少女暴行魔を殺害するよう指示される。ウィルが拒否すると、部屋の中に何者かが侵入し、冷蔵庫にマグネットで「choose」と書かれていた。ウィルは従わざるを得なくなり、現場に向かう。ウィルが歩道橋の上で恐る恐るアランを呼び止めると、アランは突如、押していた自転車をウィルに投げつけ、飛びかかってくる。ウィルがよけると、アランは歩道橋から落下し、車に轢かれて絶命する。ウィルは慌てて現場から逃走する。現場の監視カメラは別の関係者によって破壊されていると聞かされていたが、ウィルは現場の別のカメラに写っており、警察に逮捕されてしまう。ところが、中にいた刑事のひとりに、組織の合い言葉「空腹の兎は跳ぶ」を答えたところ、刑事に逃げるよう手引きされ、ウィルは警察を後にする。サイモンの組織は、始めは街にはびこる犯罪者を粛正する組織だったが、次第に組織に邪魔な者なら誰でも殺害の対象にするようになっていた。ウィルの友人だったジミー(ハロルド・ペリノー)も組織の者で、妻を人質に取られてしまう。サイモンはウィルを休業中のショッピングモールに連れて行く。そこには妻のローラがいた。サイモンはジミーらにウィルとローラの殺害を指示するが、ジミーは無実の者を殺そうとするサイモンに反抗。ジミーはサイモンに撃ち殺される。ウィルはサイモンに飛びかかって妻を守ろうとし、最後は護身用に拳銃を手にしていたローラがサイモンを射殺する。二人は、ウィルを警察から逃した刑事によって現場から立ち去るよう指示され、無事に現場を後にする。ウィルは、実は記者だったアランが、ハングリー・ラビットの組織の陰謀を暴くために取材した記事を新聞社に持って行く。ウィルがデータを託した男に、しっかり取材してくれ、と頼むと、男は任せてくれ、と言いながら「空腹の兎は跳ぶ」と答える。ウィルは絶望的な顔つきで男を見送るのだった。

出る作品を割と選ばないニコラス・ケイジが主演ということで、当たりか外れかどちらか、と思ったら、まあまあ当たりの方だった。
組織の狙いや結末が気になり、割とシンプルな結論に至る。複雑すぎず、気楽に楽しめる。もっとも、ウィルにいろいろと指示を出し、複数人でそれを監視しているので、費用対効果的に組織の運営方法はかなり疑問である。二人で監視するぐらいなら、その二人で処理を担当すりゃあいいじゃん、というツッコミをどうしても入れたくなってしまうのだった。妻役のジャニュアリー・ジョーンズは「アンノウン」でも主人公の妻役を演じている。

【5段階評価】4

|

« (1944) スリーメン&ベビー | トップページ | (1946) 祈りの幕が下りる時 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価4の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« (1944) スリーメン&ベビー | トップページ | (1946) 祈りの幕が下りる時 »