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2019年9月24日 (火)

(1943) 隣のヒットマン

【監督】ジョナサン・リン
【出演】ブルース・ウィリス、マシュー・ペリー、ナターシャ・ヘンストリッジ、マイケル・クラーク・ダンカン
【制作】2000年、アメリカ、カナダ

隣にマフィアの殺し屋が引っ越してきたことに気づいた歯医者が巻き込まれる騒動を描いたコメディ作品。

カナダの片田舎に住む歯医者、オズことニコラス・オゼランスキー(マシュー・ペリー)は、誠実な人柄だが稼ぎが悪く、妻のソフィ(ロザンナ・アークエット)や義理の母から冷たくあしらわれる毎日。ある日、隣の家に引っ越してきた男にオズが何気なく挨拶をすると、手の入れ墨から、彼が殺し屋ジミー・チュデスキであることに気づく。ジミーはシカゴのマフィアを裏切っており、敵対関係にあった。ジミーはオズと仲よくなる。オズがソフィにそのことを告げると、ソフィは、シカゴのマフィアに彼の居場所を伝えて報奨金をもらいに行くようオズに指示。ソフィはその一方でジミーに接近してオズのことを告げ口する。オズがシカゴに到着し、ホテルにチェックインすると、部屋の中に黒人の大男フランキー・フィグズ(マイケル・クラーク・ダンカン)がおり、オズをマフィアのボス、ヤンニ・ゴーゴラック(ケビン・ポラック)のもとへ連れて行く。ヤンニはジミーを心底恨んでおり、フランキーをジミーの元へ向かわせる。そこにはジミーの妻、シンシア(ナターシャ・ヘンストリッジ)がおり、オズは一目惚れ。情報を求めてホテルの部屋にやってきたシンシアもオズの人柄に惹かれ、二人は一夜をともにする。シンシアによれば、ヤンニとジミーとシンシアのうち、生きている者のサインがあれば引き出せる1,000万ドルの大金が銀行にあり、ジミーはヤンニと自分を殺そうとしているし、ヤンニもジミーと自分を殺すだろうという。オズはシンシアを守ることを決意する。
フランキーとカナダに戻ったオズは、フランキーとジミーが親友であることを知る。ジミーによれば、ソフィがオズの殺害を1万ドルで依頼したということだった。そしてオズの勤める歯医者の受付をしているジル(アマンダ・ピート)もまた、ソフィがオズの殺害を依頼した殺し屋だった。ジルはオズからジミーの話を聞き、大ファンだと言って彼のもとに連れて行くようオズに頼む。ジルは、オズに近づいて彼の人のよさを知って殺せなくなったと話し、ジミーは、標的に近づきすぎるな、と助言する。ジルはすっかりジミーの虜になり、ジミーの計画に加わることになる。
ヤンニはシンシアと手下を連れてカナダにやってくる。フランキーとともに彼らを出迎えたオズは、ジミーを殺害するヤンニの計画に付き合わされてしまうが、隙を見てシンシアを連れて逃走する。ジミーは、ジルの協力のもと、ヤンニを返り討ちにする。そこに、一人の男が現れる。ソフィがオズ殺害のために雇った別の殺し屋だった。ジミーは難なく男を倒す。ところが彼は警察バッジを持っていた。潜伏捜査官だったのだ。逃げたオズにジルがポケベルで連絡を取る。電話を受け取ったジミーは、オズから、シンシアを愛していると告白される。とっさにジミーは、オズがシンシアと寝たことを見抜き、激怒。オズは死んだ警官の歯形をジミーとそっくりに偽装工作することを提案。シンシアはヤンニとジミーの死亡診断書をもとに1,000万ドルを引き出すと、ジミーに送金。オズは命を助けられ、形式上、未亡人となったシンシアに結婚を申し込む。ジミーは新しい相棒ジルを恋人にするのだった。

隣の男が殺し屋かと思ったら実は主人公の誤解で、すれ違いのやりとりが面白いというアンジャッシュのネタのような展開かと思ったら、予想に反して本当に殺し屋で、しかもコメディタッチの割に、後半は容赦なく人を殺し始める。別の意味で意外な作品だった。
素っ裸のジルが突然現れ、その隙にジミーが標的を殺すという作戦は、男の観客を喜ばせる以外の何の意味があるのか全く不明。劇中人物としてのジルの心境も意味不明だが、これを演じたアマンダ・ピートもまた、「なんでこんなことのために私のおっぱいをあらわにしなきゃいけないの」と思ったに違いない。プロの俳優の悲哀を感じた。

【5段階評価】3

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