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2019年8月11日 (日)

(1928) リプリー

【監督】アンソニー・ミンゲラ
【出演】マット・デイモン、ジュード・ロウ、グウィネス・パルトロウ、ケイト・ブランシェット
【制作】1999年、アメリカ

 

しがないピアノ調教師のトム・リプリー(マット・デイモン)は、プリンストン大学の学生と間違われ、大富豪のグリーンリーフ氏(ジェームズ・レブホーン)に、イタリアで遊びほうけている息子のディッキー(ジュード・ロウ)を連れ戻してほしい、と頼まれる。1000ドルの報酬を提示されたリプリーは引き受け、イタリアのモンジに向かう。その道中、リプリーはお金持ちの娘、メレディス(ケイト・ブランシェット)に話しかけられ、ディッキーと名乗る。リプリーはメレディスと別れ、クラスメートを装ってディッキーに会う。リプリーはディッキーの父親の口まねをして父親の依頼を伝えると、ディッキーは似ていると喜び、ディッキーを気に入る。ディッキーは父親の元に戻る気はなく、リプリーの報酬をもとに一緒に遊ぼうと持ちかける。リプリーは、ディッキーの恋人マージ(グウィネス・パルトロウ)や、悪友のフレディ(フィリップ・シーモア・ホフマン)と知り合いになる。彼は次第にディッキーに同性でありながら恋愛感情を抱き始める。しかしディッキーはリプリーと過ごす生活に飽きており、二人で乗ったボートの上でリプリーを寄生虫呼ばわりして罵倒。リプリーは衝動的にオールでディッキーを殴り殺してしまう。ボートを沈めてホテルに戻ったリプリーは、受付でディッキーに間違われたことから、ディッキーなりすますことを思いつき、偽の手紙を書いてマージに手渡し、ディッキーはローマで一人で過ごすと言った、僕らは捨てられた、と嘘をつく。
ローマに向かったリプリーは、偶然、メレディスに再会。リプリーのことをディッキーだと思い込んでいる彼女は、自分がフレディと知り合いで、彼がマージのことや、ディッキーに捨てられた女性のことを話していた、と伝える。リプリーは、マージとは別れたとメレディスに告げる。メレディスはリプリーをオペラ観劇に誘う。リプリーは幕間にメレディスと離れていたところで、マージに偶然会う。ディッキーの振りをしていることがバレることを恐れたリプリーは、逃げるように明日の朝話そう、とマージに告げ、スペイン広場の喫茶店に10:30に来るよう伝えると、メレディスを劇場から連れ出し、自分にメレディスと付き合う気はないと馬車の上で告白。メレディスがもう一度会いたいとリプリーに告げたため、同じ喫茶店で10:15に会うことを約束する。翌朝、喫茶店で待っていたメレディスは、ピーター(ジャック・ダベンポート)と喫茶店に現れたマージと会い、自分が昨日ディッキーとオペラに行ったこと、彼はまだマージを愛しているはずだ、とマージに話すと、喫茶店を立ち去る。
ディッキーになりすましてホテル暮らしをしていたリプリーのもとにフレディが現れ、リプリーがディッキーになりすましていることを見抜いてしまったため、リプリーはフレディを彫像で殴り殺し、車に乗せて郊外に捨てる。ホテルに警察が現れ、リプリーを調べるが、リプリーはディッキーになりすまして警官を何とかあしらう。リプリーは、ディッキーが自殺と自分の立場をリプリーに譲ることをほのめかす手紙を偽造。ディッキーを信用していなかった父親のグリーンリーフ氏はそれを信じ、リプリーに相当の財産を譲り渡す。事件は、フレディを殺したディッキーが失踪し、自殺した、という流れになっていた。ピーターと親しくなったリプリーは、二人で船旅に出るが、船上でメレディスに会ってしまう。メレディスとピーターが出会えば、彼がディッキーになりすましていることがバレてしまうため、船室に戻ったリプリーは泣きながらピーターを絞め殺すのだった。

話がけっこう分かりづらいので、ぼーっと観ていると訳が分からなくなる。例えば序盤、ピアノを弾いているリプリーに、グリーンリーフ氏がプリンストン大の学生だね、と告げる。上着がプリンストン大学のものだからそう声をかけたのだが、この時点ではリプリーがその通りなのかどうかはよく分からない。直後のシーンで、彼がそのジャケットを別の男に返すので、彼が本当はジャケットの持ち主ではないことが判明するのだが、しっかり会話を頭に入れていないと、その意味を見過ごしてしまう。一度観ただけでは意味が分かりづらい作品だった。
イタリアの警察の捜査がけっこうずさんで、リプリーの写真を探している割には、ベネツィアの警察が彼の写真を撮った気配もないとか、首をかしげるシーンもありはしたのだが、面白いクライムストーリーだった。

【5段階評価】3

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