(1932) ゴリラ
【監督】ジョン・アービン
【出演】アーノルド・シュワルツェネッガー、キャスリン・ハロルド、ダーレン・マクギャビン、ロバート・デビ
【制作】1986年、アメリカ
悪の組織を壊滅させる使命を帯びた元FBI捜査官の活躍を描いた作品。アーノルド・シュワルツェネッガー主演のアクション映画。
行き過ぎた捜査でFBIをクビになり、地方の保安官になったマーク(アーノルド・シュワルツェネッガー)は、元上司のハリー(ダーレン・マクギャビン)から密命を受ける。彼は息子をルイジ・パトロビータ(サム・ワナメイカー)率いる組織に殺されたため、復讐のため、マークに組織への潜入と壊滅を依頼する。
マークは、自分を死んだことにして別人のブレナーになりすましてルイジの組織の重要人物パウロ・ロッカ(ポール・シェナー)に接近。ロッカの右腕のマックス(ロバート・デビ)はマークを怪しむが、ロッカはブレナーを利用することにする。パトロビータは違法賭博で得た金を警察に押収されたため、ロッカにその奪還を指示。ロッカはマークに実行役を任せる。マークを怪しんでいたマックスは、ハリーの殺害をマークとともに実行しようとするが、マークはハリーを銃撃したマックスを撃ち殺す。ハリーは瀕死の重傷を負う。マークは単身でパトロビータの拠点を壊滅する。ハリーは歩けなくなるほどの重傷を負うが、見舞いに来たマークに勇気づけられ、歩行のリハビリに励むのだった。
オープニングは、バイクに乗った犯人を主人公が追いかけるカーチェイス。アクションシーンの必然性がほとんど感じられない。出てきたばかりの登場人物がじゃんじゃか死ぬし、ああこれはB級映画なのだな、とすぐに分かるので、ある意味では肩の力を抜いて見ることができる。とはいえ、最後のハリーのリハビリシーンで少しほろっとさせられた。マックス役のロバート・デビは、「ダイ・ハード」でジョンソンFBI捜査官を演じている俳優だった。
【5段階評価】3
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