(1881) 遠すぎた橋
【監督】リチャード・アッテンボロー
【出演】ショーン・コネリー、アンソニー・ホプキンス、ロバート・レッドフォード、ジーン・ハックマン
【制作】1977年、イギリス、アメリカ
第二次世界大戦中の連合軍の侵攻作戦の経緯を描いた作品。
ノルマンディ上陸作戦を成功させた連合軍は、パラシュート部隊を先行させて5カ所の橋を確保し、陸軍を侵攻させる作戦を実行する。しかし、ドイツ軍の抵抗はしぶとく、作戦は難航し、結局、2日の予定が10日も先行していた部隊を撤退させるという失態を招く。10,000人の先行部隊のうち、戻ることができたのは2,000人に満たなかった。
パラシュート部隊や戦車の侵攻など、CGのない時代に生々しいリアルな映像。有名な俳優も数多く登場し、連合軍の無謀な作戦を仔細に描いている。日本軍すら英語でしゃべるようなアメリカ映画(例えば「ミッドウェイ」(1976))と違い、ドイツ軍はドイツ語でやりとりしているのもよかった。もちろん原語を聞いても何を言っているのかはよく分からないのだが、リアリティや雰囲気がまるで違うし、作り手のこだわりも感じられる。
【5段階評価】3
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