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2019年5月28日 (火)

(1892) 怪盗ルビイ

【監督】和田誠
【出演】小泉今日子、真田広之、水野久美
【制作】1988年、日本

怪盗を目指す若い女性と、相棒に選ばれた男性の悪戦苦闘ぶりを描いたコメディ。

母親(水野久美)と二人暮らしのサラリーマン、林徹(真田広之)はアパート暮らし。彼らの住む上の階に、若い女性、加藤留美(小泉今日子)が引っ越してくる。引っ越し荷物にあった水着姿の写真をちょろまかした徹は、留美宛ての新聞をいそいそと彼女の部屋に持って行く。留美は徹を部屋に招く。留美はスタイリストをしているが、サムシングを探すために怪盗になることを徹に打ち明け、強引に彼を相棒に指名する。
しかし、雑貨屋の主人の鞄をすり替える作戦では、たかだか13,000円程度の収穫しかなく、鞄は返しに行く。留美は銀行強盗や宝石屋への詐欺、高級マンションに忍び込んでの空き巣を計画するが、どれも失敗。二人で家に帰ったところに、留美の恋人(陣内孝則)がやってきたため、徹は慌てて部屋を出るが、留美は恋人と喧嘩になってしまう。留美は恋人宛に手紙を出したものの、ひどいことを書いたので取り返してほしいと徹に依頼。徹は相手の郵便受けから手紙を盗み出すが、警察(秋野太作)に見つかってしまう。徹は、手紙には致死性のウィルスが付いているから焼いた方がいい、と、留美に言われた大嘘をつくが、警察の鑑定医(名古屋章)は調べてみようと言って手紙を預かると、手紙には確かにカンゲワーチというウィルスが付いていたから焼却しておいた、と徹に告げ、君はいい人というか馬鹿というか、と言って徹を帰す。徹は留美の家に帰って顛末を報告。留美は、警察の法医学者が機転を利かせて手紙を処分したことに気づく。カンゲワーチは、痴話げんかの逆さ言葉だった。法医学者が徹をいい人で馬鹿で、と言っていたという話を聞いて、留美は徹を新しい恋人にすることを決意。二人は熱い口づけをかわし、新しい犯罪計画を楽しそうに話し合うのだった。

公開当時22歳の小泉今日子を主役にしたアイドル映画。ストーリーに現実味はなく、キョンキョンのバラエティに富んだヘアスタイルや衣装を楽しむ作品。留美をもっとミステリアスに描いてもよかったように思うが、彼氏がいるそぶりを見せていたら本当にいて、それもごく普通の男だったりして、意外と普通だった。真田広之が三枚目でコミカルな役を演じて演技の幅を広げた作品とも言える。

【5段階評価】3

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