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2019年5月14日 (火)

(1884) ブリッジ・オブ・スパイ

【監督】スティーブン・スピルバーグ
【出演】トム・ハンクス、マーク・ライアンス、スコット・シェパード、オースティン・ストウェル
【制作】2015年、アメリカ

アメリカで捉えられたソ連のスパイと、ソ連と東ドイツに拘束されたアメリカ人との交換に挑む民間弁護士の奮闘を描いた作品。

画家を装ってブルックリンでスパイ活動をしていたルドルフ・アベル(マーク・ライアンス)がFBIに逮捕される。裁判の公平性をアピールするため、保険担当弁護士のジェームズ・ドノバン(トム・ハンクス)がアベルの弁護を依頼される。アメリカ中から非難されているアベルを弁護することには、身の危険さえ伴うが、ドノバンはそれに挑み、死刑も予想されたアベルを懲役刑に持ち込む。
その頃、CIAの情報収集担当となった若者、フランシス・ゲイリー・パワーズ(オースティン・ストウェル)が偵察機を撃墜され、ソ連で身柄を拘束される。また、東ドイツでは、アメリカ人留学生のフレデリック・プライヤー(ウィル・ロジャース)がスパイ容疑で拘束されてしまう。パワーズとアベルのスパイ交換のために、民間人として東ドイツに渡ったドノバンは、パワーズのみならずプライヤーの身柄も確保しようと奮闘。パワーズさえ取り戻せばいいと考えていたCIAのホフマン(スコット・シェパード)の反対を押し切って、見事にアベル1人に対して2人の身柄を確保する交渉を取り付ける。身柄の引き渡し場所となったグリーニッケ橋で、ドノバンはアベルと再会。ドノバンは、アベルがソ連に引き渡されると同時に殺されるのではないかと心配する。アベルは、ソ連側が自分を抱擁するか、ただ自動車の後部座席に座らせるかで態度が分かる、と達観したように告げる。そして身柄の引き渡し。パワーズは同僚に抱擁され、復帰を歓迎されたのに対し、アベルを抱く者はなく、彼は車の後部座席に座らされる。
大きな仕事を成し遂げたドノバンは、その後もキューバの人質解放などで活躍するのだった。

逆境の中で戦争の被害者に対し正義を貫くという点は、「シンドラーのリスト」にも似ており、スティーブン・スピルバーグ監督らしい人間ドラマになっている。特撮を多用するような展開ではないが、偵察機の墜落シーンは相当の迫力があり、東ドイツの町並みにもリアリティがあり、見応えがあった。

【5段階評価】3

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