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2019年5月 6日 (月)

(1877) 名探偵コナン ゼロの執行人

【監督】立川譲
【出演】高山みなみ(声)、古谷徹(声)、山崎和佳奈(声)、小山力也(声)、川島得愛(声)、上戸彩(声)
【制作】2018年、日本

名探偵コナンシリーズ第22作。サミット開催会場で起きた爆発事件を発端にした謎にコナンが挑む。

サミット会場となった東京湾の統合型リゾート施設で爆破事故が起きる。現場から毛利小五郎(小山力也)の指紋が検出され、彼は逮捕されてしまう。江戸川コナン(高山みなみ)は公安の関係者である安室透(古谷徹)らが仕組んだのでは、と疑い、二人は対立する。小五郎の取り調べを行った東京地検公安部の日下部誠(川島得愛)は、上司の岩井(冨永みーな)にさらなる調査の必要を説くが、岩井は警視庁公安部のいいなりのまま、強引に小五郎の起訴を決める。橘境子(上戸彩)という女性弁護士が小五郎の弁護を担当することになったが、コナンは彼女が公安側と通じていることを疑う。
爆破事故はIoT電子ジャーの遠隔操作によるもので、小五郎の不起訴が決まる。都内で次々とネット接続している電子機器の爆発事故が起きる。コナンと安室は、日下部が、警察に恨みを持ち、地球に帰還中の宇宙探査機「はくちょう」を不正操作により警視庁に落下させようとしていることに気づく。日下部は、自分の協力者だった羽場二三一(博多大吉)が公安の取り調べによって自殺に追い込まれたことを恨み、犯行に及んでいた。しかし、羽場は死んでおらず、安室が、羽場が公安と縁が切れるよう、死んだことにしていたのだった。阿笠博士(緒方賢一)と少年探偵団の協力により、警視庁に向かって落下してくる探査機に、爆弾を積んだドローンを接近させ、爆破により進路を変えることに成功するが、今度はそれが、毛利蘭(山崎和佳奈)らが待避しているカジノタワーに落下しそうになる。安室はコナンを乗せて車を近くのビルからダイブさせ、コナンがサッカーボールを使ってさらに進路を変え、カジノタワーへの激突を防ぐ。一連の騒動は終わりを告げるのだった。

アニメだから何でもありとはいえ、およそ現実的とは思えないアクション。謎解きにもさしたる魅力はない。子供向けにしてはストーリーが難解だし、大人向けにしては現実味がない。それでも大ヒットするコナンシリーズ。声優の話題性などもあるのかもしれないが、昔の方が面白かったと思うのは自分だけだろうか。

【5段階評価】2

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