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2019年3月29日 (金)

(1856) キャリー

【監督】キンバリー・ピアース
【出演】クロエ・グレース・モレッツ、ジュリアン・ムーア、ガブリエラ・ワイルド、ポーシャ・ダブルデイ
【制作】2013年、アメリカ

超能力を持った少女の絶望と怒りが頂点に達したことで起きる惨劇を描いた作品。

神を過剰に崇拝する女性、マーガレット・ホワイト(ジュリアン・ムーア)は、自室で一人、子を産む。彼女は子を殺そうとするができず、育てることにする。高校生に成長した少女、キャリー(クロエ・グレース・モレッツ)は母親の偏った教育方針のため、生理を知らず、プール後のシャワーで自分が流血していることを知ってパニックになる。彼女は友人に助けを求めに行くが、いじめられっ子だったキャリーは、同級生にタンポンを投げつけてからかわれ、そのうちの一人、クリス(ポーシャ・ダブルデイ)は彼女の動画を撮ってネット上に流す。キャリーは怒りを原動力にして、念力で物を動かす能力に目覚める。
先生のリタ(ジュディ・グリア)はキャリーの味方となり、クリスのプロム出席を禁じる。クリスは腹いせに男友達と豚の生き血をバケツに入れ、プロム会場の舞台の天井に仕込む。
キャリーをいじめていたことを反省した同級生のスー(ガブリエラ・ワイルド)はボーイフレンドのトミー(アンセル・エルゴート)に、プロムでキャリーを誘ってほしいとお願いする。トミーはキャリーをプロムに誘い、始めは警戒しておびえていたキャリーも、プロムに行くことを決める。母親のマーガレットは笑いものになる、穢れる、とプロム参加を反対するが、普通の女の子としての生き方をしたいキャリーは、能力をつかって母親を礼拝用の小部屋に閉じ込め、プロムに向かう。
トミーは心を込めてキャリーをもてなし、キャリーは幸せな時間を過ごす。出席者の人気投票が行われ、クリスのたくらみにより、投票用紙がすり替えられ、トミーとキャリーがベストカップルに選ばれる。壇上に上がって参加者に祝福される二人だったが、そこに天井から豚の血が落下し、キャリーは血まみれになる。そして会場にはキャリーがタンポンを投げつけられている動画が流れる。値の入っていたバケツが落下し、頭にそれが命中したトミーは死んでしまう。キャリーの怒りは頂点に達し、キャリーをあざけった人たちを襲い始める。クリスは男友達と車で逃げようとするが、キャリーは道路に亀裂を生じさせ、逃走を阻止。クリスは運転している男友達にキャリーを轢けと命じるが、キャリーの念力によって、車は壁に衝突したように途中で停止し、男友達は死亡。ハンドルを握ったクリスは自分でキャリーを轢こうとするが、キャリーは念力で車を空中に持ち上げる。キャリーが車を地面に落下させた瞬間、車はガソリンスタンドの給油機に激突。そこに電柱が倒れて車は爆発を起こす。
キャリーは自宅に戻り、風呂で血を洗い流す。家の中にはマーガレットがいた。キャリーは、やっぱり笑いものにされたと言って母親に抱きつく。マーガレットはキャリーを慰めるふりをしてキャリーの背にナイフを突き立て、呪われた存在のキャリーを殺そうとする。キャリーは母親から逃げるが、ついに彼女の能力により、マーガレットに家中の刃物が突き刺さり、まるでキリスト像のようにマーガレットは壁に貼り付けにされる。我に返ったキャリーは母親を助けようとする。そこにスーが現れる。神の怒りか、キャリーの家は崩れ始めていた。キャリーはスーに、スーのお腹に赤ん坊がいると告げ、最後の力でスーを家から脱出させる。家はキャリーとマーガレットの上に崩れ落ちる。
事件は事故として処理され、スーはキャリーの能力のせいだと主張するが受け入れられなかった。スーはキャリーのお墓を尋ねる。墓石には地獄で焼かれろ、と落書きされていた。そのとき、墓石に亀裂が入るのだった。

出だしは不気味な印象だが、心理的なホラーではなくアクション要素の強いホラーなので、さほど恐怖感はない。ジュリアン・ムーアが狂信的な母親を熱演していた。クロエ・グレース・モレッツは好きな女優だったので、彼女が主演とは知らずに観たので嬉しかった。薄幸そうで精神的に危なげな少女をうまく演じていた。ただ、いじめはそれほど陰湿ではないし、バケツが頭に落ちたぐらいで死ぬか、という気がしたり、恐怖映画としてはちょっと物足りなかった。

【5段階評価】3

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