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2019年3月18日 (月)

(1850) 巴里のアメリカ人

【監督】ビンセント・ミネリ
【出演】ジーン・ケリー、レスリー・キャロン、オスカー・レバント、ジョルジュ・ゲタリ、ニーナ・フォッシュ
【制作】1951年、アメリカ

パリに住むアメリカ人の画家と少女との恋の行方を描いたミュージカル。

パリで暮らす売れない画家のジェリー(ジーン・ケリー)が、友人のピアニスト、アダム(オスカー・レバント)を介して歌手のアンリ(ジョルジュ・ゲタリ)と知り合う。アンリは19歳の恋人リズ(レスリー・キャロン)にぞっこんだった。ある日、ジェリーに興味を持った金持ちの女性、ミロ(ニーナ・フォッシュ)が彼の絵を買い、パトロンになることを申し出る。ミロはジェリーを連れてレストランに行き、知人にジェリーを紹介。ジェリーは店にいた若い女性に一目惚れして強引にダンスに誘う。その女性はアンリの恋人のリズだった。そうとは知らないジェリーは、翌日、強引にリズをデートに誘う。リズは、21時なら会えるとジェリーに告げる。リズはその日、アンリと夕食をともにしていたが、その場でアンリに自分の出演するショーに招待される。ジェリーとの約束があったリズはジェリーに会いに行き、ジェリーと楽しく過ごすうち、アンリの出演する劇場に向かったときにはショーは終わっていた。アンリはアメリカの興業主にアメリカでの公演を持ちかけられたことを喜んでおり、やってきたリズに、結婚してアメリカに行こう、と告げる。リズは戸惑いながらも承諾する。リズは一方でジェリーとのデートを重ね、恋を育んでいく。リズはアンリの存在をジェリーに告げられずにいた。リズの様子がおかしいことに気づいたジェリーは、カフェにいたアダムに悩みを相談する。アダムはジェリーに相手の女性の名前を聞く。その名がアンリの恋人の名前だと知ってアダムは驚く。そこにアンリがやってきて、ジェリーの悩みを聞き、相手がリズだと知らずに、愛していると言えばいい、とアドバイス。ジェリーは勇んでリズのもとに向かい、愛を告白するが、リズの口から、アンリと結婚すると聞かされる。ジェリーはそれを聞いてリズを諦め、潔く立ち去ると、ミロのもとに向かい、二人でパーティに参加する。そこにはアンリとリズもいた。ジェリーは初対面であるかのようにリズに挨拶をするが、耐えきれず、ミロにリズを愛していたことを打ち明ける。ジェリーは一人、パーティの喧噪から抜け出し、そこにあった髪に簡単な風景画を描く。そこにリズが現れ、最後の抱擁をするとジェリーの元を立ち去る。アンリはその様子を見て、リズの本心がジェリーにあることを悟るが、アンリとリズはそのまま車に乗り込む。ジェリーはそれを見送る。ジェリーは自分の描いた風景画の中に迷い込み、そこに現れた町の人々やリズと楽しく踊る幻想を見る。やがて人々は消え去り、ジェリーは一人だけになる。そこに、車のクラクションが鳴り響く。ジェリーが慌てて道路の方に目をやると、車からリズが降り、アンリに別れの口づけをしていた。アンリは優しくリズを見送る。ジェリーはリズに駆け寄り、二人は抱き合って口づけをかわすと、並んでパーティの会場を立ち去るのだった。

序盤はところどころに歌や曲が挿入される展開だが、クライマックスのミュージカルシーンは20分近くに及ぶ。個人的にはちょっと長すぎた。まあ、ハッピーエンドではあるのだが、リズのしていることは単なる浮気なのでは、という思いが拭えないのだった。

【5段階評価】3

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