(1845) 横道世之介
【監督】沖田修一
【出演】高良健吾、吉高由里子、池松壮亮、余貴美子、きたろう、國村隼
【制作】2013年、日本
吉田修一の同名小説の映画化作品。長崎から上京した青年の生き様を描いている。
法政大学に入学した横道世之介(高良健吾)は、入学式で倉持一平(池松壮亮)と知り合い、友人となる。世之介はガイダンスで知り合った阿久津唯(朝倉あき)とクラブ紹介を見て回っていると一平に再会。一廃と唯は付き合い始め、やがて唯は妊娠し、二人は結婚する。
世之介はお嬢様の与謝野祥子(吉高由里子)と親しくなり、二人は付き合い始める。やがて世之介は、ホームに転落した人を助けようとして命を落としてしまい、祥子は、世之介の母親(余貴美子)から荷物を受け取る。それは、世之介と祥子が初めてキスをしたクリスマスの日に祥子が描いた絵を包み紙にして、彼の撮影した写真が収められていた。
長い。そして意味がよく分からない。観ながら「この映画は一体何を言いたいんだ」と3回は独り言を言った。1.5時間の作品ならまだ許せるが、この内容を2.5時間以上の作品にして伝える意味が、私には分からなかった。大きな感動があるわけでもなく、感情が揺さぶられるわけでもなく、希有な人生を描いているわけでもない。最も、ホームに転落した人を助けようとして命を落とすのは相当に希有だが、そのシーンは映像としては描かれていないので、あまり悲しみや無常観も伝わってこない。何を見せられたんだろう、というモヤモヤの残る作品だった。
【5段階評価】2
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