(1836) DESTINY 鎌倉ものがたり
【監督】山崎貴
【出演】堺雅人、高畑充希、中村玉緒、堤真一、安藤サクラ、薬師丸ひろ子、三浦友和
【制作】2017年、日本
妖怪が身近な鎌倉で暮らす新婚夫婦の数奇な運命を描いた作品。
作家の一色正和(堺雅人)は若い妻、亜紀子(高畑充希)と結婚。貧乏ながら幸せな夫婦生活を営む。人のいい亜紀子は、家に住み着いていた貧乏神(田中泯)とも仲よくなり、貧乏神は亜紀子に茶碗をプレゼントする。ある日、亜紀子は妖怪のしわざによって魂だけの存在になり、黄泉の国に行くことになってしまう。死に神(安藤サクラ)から亜紀子にはまだ寿命があったと聞かされた正和は、黄泉の国に行くことを決意。甲滝五四郎という作家の残した本をもとに、幽体離脱できるキノコを使い、正和は黄泉の国に向かう。正和は母親の絵美子(鶴田真由)と父親の宏太郎(三浦友和)と再会。甲滝五四郎とは父のペンネームだった。黄泉の国では想像力が力になると教わった正和は、亜紀子の捕らえられた屋敷に向かう。亜紀子は妖怪の天頭鬼(古田新太)に見初められ、結婚を迫られていた。正和は想像力で竹刀や橋を作り出し、亜紀子を連れて屋敷から逃げ出すが、天頭鬼に追いつかれてしまう。天頭鬼は亜紀子を脅して無理矢理結婚を誓わせようとするが、そこに貧乏神の茶碗が飛んできて、正和と亜紀子は茶碗が変化した乗り物によって一気に鎌倉に戻る。二人はもとの幸せな暮らしを手にする。
いろいろ妖怪が出てくるのだが、特撮は今ひとつで、CGを使っているような割にはかぶり物感が満載。話もご都合主義のハッピーエンドで、なんとも盛り上がりに欠ける作品だった。黄泉の国の映像は若干楽しかったが、宮崎アニメか何かで見たような気もするものだった。
【5段階評価】2
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