(1835) ミッドウェイ
【監督】ジャック・スマイト
【出演】チャールトン・ヘストン、グレン・フォード、エドワード・アルバート、三船敏郎、ジェームズ繁田
【制作】1976年、アメリカ
太平洋戦争における、ミッドウェイ諸島をめぐる日米両軍の戦いを描いた作品。
東京がアメリカ軍の空襲を受けたという報せを受けた山本五十六(三船敏郎)は、ミッドウェイに展開する米空母の攻撃作戦を実行に移す。米軍のマシュー・ガース大佐(チャールトン・ヘストン)は、ハワイで息子のトム(エドワード・アルバート)に出くわす。トムは日系アメリカ人の佐倉春子(クリスティナ・コクボ)と結婚したいと父に相談。ガース大佐は実際に春子にも会い、彼女の家族が本土に送還されないよう手を回す。
山本の指揮下、南雲中将(ジェームズ繁田)は空母赤城を指揮。ガースは空母ヨークタウンに乗艦し、日本軍を迎え撃つ。日本軍はゼロ戦部隊によって米軍を攻撃。緒戦で戦果を挙げるが、米軍の爆撃機が日本軍の空母に反撃し、4艦中3艦を撃沈。日本軍は残った空母、飛龍を使って米軍のヨークタウンを撃沈するが、ガース大佐は自ら戦闘機に乗り込んで飛龍の撃沈に貢献するが、空母への着艦に失敗し、命を落とす。
山本五十六は戦争の責任を取ることとなり、米軍は勝利に沸くのだった。
戦闘のシーンは実際の映像も使われているようで、そう考えると迫力があるのだが、実際には他の映画、しかも日本の作品も流用されている。トムと春子の恋愛も、大筋にさほど影響を与えるわけでもなく、豪華キャストの割にはシナリオが練り切れていない印象の作品だった。歴史の勉強にはなるかもしれない。個人的には、「ダイ・ハード」のタカギ社長を演じたジェームズ繁田や、「ベスト・キッド」のノリユキ・パット・モリタが出ているのが嬉しかった。
【5段階評価】3
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