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2019年2月 7日 (木)

(1825) ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅

【監督】デビッド・イェーツ
【出演】エディ・レッドメイン、ダン・フォグラー、コリン・ファレル、キャサリン・ウォーターストン
【制作】2016年、イギリス、アメリカ

魔法使いが逃がしてしまった魔法動物を捕まえる様子を描いたファンタジー作品。ハリー・ポッター・シリーズと同じ世界設定の中での話になっている。

魔法使いのニュート・スキャマンダー(エディ・レッドメイン)が、ニューヨークにやってくる。彼の持っていた魔法のトランクから、魔法生物のニフラーが抜け出す。ピカピカするものが好きなニフラーは銀行に入っていく。ニュートは金庫室まで追いかけてニフラーを捕まえ、銀行を抜け出すが、そのとき、魔法を使わない普通の人間であるジェイコブ・コワルスキー(ダン・フォグラー)を巻き添えにしてしまい、別れ際、ニュートのトランクとジェイコブのトランクが入れ替わってしまう。ジェイコブはニュートのトランクを家に持ち帰り、中から何匹もの魔法動物が逃げ出してしまう。
ニュートは、魔法議会マクーザのティナ(キャサリン・ウォーターストン)とともにジェイコブの家に向かい、気絶していた彼を救出。ティナは自分の家に二人を連れて行く。ティナの家にはセクシーな妹のクイニー(アリソン・スドル)がおり、ジェイコブは一目惚れ。クイニーは人の心が読める能力を持っており、彼女もジェイコブを気に入り始める。ニュートはジェイコブをトランクの中に連れて行き、中にいる絶滅危惧種の魔法動物を紹介。ジェイコブは魔法動物が気に入り、逃げ出した魔法動物を捕まえることに協力する。
上院議員のヘンリー・ショー・ジュニア(ジョシュ・カウダリー)の出席するパーティに、凶悪な魔物が現れ、大暴れ。上院議員が死亡してしまう。10歳未満の子を宿主とするオブスキュラスという魔法動物のしわざだった。ティナとニュートはそれを放ったという理由でマクーザのパーシバル・グレイブス(コリン・ファレル)から死刑を宣告される。ニュートは魔法の力でティナを救い出して脱出。ジェイコブとクイニーと合流する。四人は透明になる力を持つ魔法動物ドゥーガルと、捕まえ損ねていたオッカミーを捕まえる。
グレイブスは、気弱そうな少年、クリーデンス・ベアボーン(エズラ・ミラー)を使って、オブスキュラスの宿主の行方を追っていた。グレイブスはクリーデンスの家に住む少女モデスティ(フェイス・ウッド=ブラグローブ)を疑ったが、実際の宿主はクリーデンスだった。クリーデンスはグレイブスに用なしと言われたことで怒り出し、オブスキュラスとなってニューヨークの町を破壊し始める。ニュートとティナはクリーデンスを説得して落ち着かせようとするが、グレイブスは自分の側に付くようクリーデンスをあおる。そこにマクーザの一団が現れ、クリーデンスを総攻撃して倒してしまう。マクーザのピッカリー議長(カルメン・イジョゴ)はグレイブスを捕らえようとし、ニュートはそれに協力。グレイブスの正体は恐ろしい魔法使いグリンデルバルド(ジョニー・デップ)だった。彼はニュートに覚悟はできているんだろうな、と言い捨て、マクーザに連行されていく。
多くの普通の人々が魔法を目にしてしまったが、ニュートは魔法動物のサンダーバードを使って記憶を消す薬の入った雨を降らせ、人々の魔法の記憶を消す。ピッカリーは記憶を消されずに残っていたジェイコブの記憶も消す(オブリビエイトする)よう命じる。
クイニーはジェイコブの記憶が消えることを悲しむが、ジェイコブは記憶の消去を受け入れ、雨に打たれる。目を閉じて雨に打たれるジェイコブに、クイニーは魔法の傘を差して歩み寄り、ジェイコブに口づける。
魔法の記憶をなくし、缶詰工場で働き続けているジェイコブに、ニュートは純銀でできているオッカミーの卵をこっそりと渡す。ジェイコブは夢だったパン屋を開業。魔法動物の形をした独創的なデザインのパンが評判となり、店は大繁盛。そこにお客としてクイニーが現れる。クイニーの微笑む顔を見て、ジェイコブは何かを思い出したかのようなきょとんとした顔をし、やがて笑顔に変わるのだった。

ハリー・ポッター・シリーズと同様、魔法に満ちた世界観を表現した映像美は見もの。そしてこれまたハリー・ポッター・シリーズ同様、夢があふれるファンタジーという明るく楽しい面だけではなく、いじめを受けて屈折した少年の暗部に焦点を当てたダークファンタジーの一面もある。単なる子供が楽しむ映画ではないところが、このシリーズの魅力だろう。
新登場の魔法動物も楽しいが、透明で捕まえるのが絶望的と思われたドゥーガルがあっさりと透明でなくなって大人しく捕まったり、それぞれの魔法動物の特徴を存分にストーリーに生かしていたかというと、ちょっと疑問だった。また、オッカミーを捕まえるのに使う動物がゴキブリで、しかもけっこうリアルな映像なのが不快だった。何もリアルなゴキブリにしなくてもいいのに、と思う。
始めは仕事だけが生きがいのようなティナが、ニュートとの別れのシーンではとてもチャーミングな女性になっていたのも印象的だった。

【5段階評価】4

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