(1821) 撃鉄2 -クリティカル・リミット-
【監督】アレクサンダー・グラジンスキー
【出演】スティーブン・セガール、タマラ・デイビス、ティモシー・カーハート
【制作】2005年、アメリカ
ロサンゼルスを狙うテロリストの陰謀を阻止しようとする工作員の活躍を描いた作品。「撃鉄 GEKITEZ ワルシャワの標的」の続編。
武器商人から脱獄の手助けを依頼され、それを成功させたジョナサン・コールド(スティーブン・セガール)。武器商人はプルトニウム爆弾を入手する際、金の惜しさに取引相手を殺してしまう。その小物ぶりにジョナサンはあきれる。武器商人は、チェチェン過激派に爆弾を売りつけようとするが、それを偵察していたCIAのスチュアート(タマラ・デイビス)が取引現場に連れ込まれる。彼女はジョナサンの教え子だった。彼女が殺されそうになった瞬間、ジョナサンは雇い主を裏切り、スチュアートを連れて現場から逃走する。武器商人はスチュアートを追撃。彼女は爆弾の鍵となるプルトニウムを技術者から奪い取ることに成功するが、武器商人に奪い返されてしまう。爆弾を手に入れたチェチェン過激派のニコライ(ニコラス・ダビドフ)はロサンゼルスの高層ビルで爆弾を起動させようとするが、そこにスチュアートの上司、グリア(ティモシー・カーハート)が現れる。真の黒幕は彼だった。スチュアートとともにそこに現れたジョナサンは、爆弾の起動を制止しようとするが、グリアは起動させてしまう。ジョナサンは爆弾をヘリに積んで海上に飛び、そこから爆弾を落下させ、海中で爆破させることで被害を防ぐ。平和を取り戻した二人は、レストランで無事を祝い合い、乾杯するのだった。
1作目同様、簡単に人が殺される。その割に主人公とヒロインは殺されない。重層的な展開というより、説明不足なまま知らない人が次々と出てきてやられていくことの繰り返しで、ストーリーを追う気になれない。あらすじを確認しようとネットを見てみたが、ほとんどコンテンツが見当たらなかった。アクションスターであるはずのスティーブン・セガールの活躍も、本作ではほとんど観られない。クライマックスシーンは、嘘だろ、と思うような粗い海面のCG。爆発でものすごい動きをするのかと思いきや、穏やかなまま。CGにした意味が分からないのだった。
【5段階評価】2
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