« (1816) 死の標的 | トップページ | (1818) 故郷 »

2019年1月26日 (土)

(1817) レポゼッション・メン

【監督】ミゲル・サポチニク
【出演】ジュード・ロウ、フォレスト・ウィテカー、アリシー・ブラガ、カリス・ファン・ハウテン
【制作】2010年、アメリカ、カナダ

人工臓器の回収人の運命を描いたSFアクション・サスペンス。

人工臓器メーカーに勤めるレミー(ジュード・ロウ)は、冷徹な回収人。高額な人工臓器のローン返済が滞った人間から臓器を回収する。それは滞納者の死を意味していた。彼同様、凄腕のジェイク(フォレスト・ウィテカー)は、レミーのよきライバル。しかし、レミーの妻キャロル(カリス・ファン・ハウテン)は、回収人の仕事を嫌っており、販売人になることを望んでいた。
レミーは回収人として最後の仕事として、ミュージシャンのTボーンの臓器回収に向かう。Tボーンはおとなしく回収を受け入れるが、彼の胸板にAEDを近づけたとき、彼は激しい感電によって体が吹っ飛ばされ、意識を失う。
目を覚ますと、ジェイクと上司のフランク(リーブ・シュレイバー)がいた。レミーにはいつのまにか人工心臓が埋め込まれていた。レミーが回収人であることを知ったキャロルはレミーを家から追い出す。レミーは借金返済のため回収の仕事を再開するが、滞納者にメスを入れることができない。販売人もしてみるがうまくいかず、とうとう滞納の最終通告が来てしまう。ジェイクはレミーを連れて滞納者が大勢潜む「巣(ネスト)」にレミーを連れていき、回収人の仕事をさせようとするが、レミーは仕事ができず、逆に滞納者に殴られて気を失う。意識を取り戻したレミーは、ネストの中で歌手のベス(アリシー・ブラガ)に会う。彼女もまた、大量の人工臓器を移植しており、回収人に追われる立場だった。レミーはベストともに逃亡生活に入る。二人は愛し合うようになり、ベスはレミーに捨てられていたタイプライターをプレゼントする。レミーは自分のことを書き始める。やがて回収人がやってくるが、レミーは返り討ちにする。ベスも膝を負傷してしまうが、何とか自力で直す。レミーは会社に忍び込み、上司のフランクを脅して返済情報を抹消してローンを踏み倒そうとするが、フランクはデータは本社のピンクドアの奥にあると言う。レミーは海外に逃亡しようとするが、ギリギリのところでベスの膝からの出血がもとで滞納者であることがバレてしまい、失敗。ベスはネストの闇医者の治療を受けて膝を治す。二人は密航業者を訪ねるが、業者は死んでおり、そこにジェイクが現れる。ジェイクは再度、レミーに回収屋に戻ることを勧める。実はレミーの事故は、ジェイクの細工によるものだった。ジェイクはレミーが販売人になることを嫌い、わざと人工心臓をつけさせ、高額のローンによって回収人を続けざるをえなくなるようにしたのだった。レミーはジェイクと死闘を演じ、ジェイクがレミーの脳天を打ち砕こうとしたとき、ベスが背後からジェイクに麻酔銃を放つ。レミーとベスはジェイクから逃れ、ユニオン社のデータ抹消を狙い、本社に乗り込む。大勢の回収人の攻撃をかいくぐり、回収ルームに入り込んだレミーとベスは、臓器を回収済み登録する。そこにジェレミーとフランクが現れる。回収ルームの中では、レミーが最後の臓器回収登録を行っていた。フランクはレミーを殺せとジェイクに命じるが、ジェイクはフランクを抹殺。回収装置を爆破し、三人は回収ルームから脱出する。
南国の砂浜のビーチチェアでくつろぐレミー。ベスと口づけをかわす。横にジェイクがやってきてレミーに話しかける。レミーが一度伸びをして、再度ジェイクの方に顔を向けると、ジェイクは消え去っていた。レミーの記憶は人工脳によるものだった。レミーはジェイクに倒されており、レミーにはユニオン社のM5神経装置が装着されていた。ユニオン社ではフランクが、人工脳のセールストークをしている。レミーは再び、夢の世界でジェイク、ベスと楽しくくつろぐのだった。

シュレディンガーの猫の話から始まるが、その解釈は皮相的で、含意を作品に取り込んでいるとは思えなかった。ただ、最後のどんでん返しはまあまあよかった。M5神経装置がCMや登場人物同士の会話に出てきているのが伏線になっていたので、きちんと観ていたら「なるほど! 」となったかもしれない。
そこそこ難解なストーリーなので、一度観ただけでは十分に理解できなかった。アクションや映像には迫力があった。

【5段階評価】3

|

« (1816) 死の標的 | トップページ | (1818) 故郷 »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (1817) レポゼッション・メン:

« (1816) 死の標的 | トップページ | (1818) 故郷 »