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2019年1月 7日 (月)

(1805) ザ・ウォッチャー

【監督】ジョー・チャーバニック
【出演】ジェームズ・スペイダー、キアヌ・リーブス、マリサ・トメイ
【制作】2000年、アメリカ

 

連続殺人犯とFBI捜査官との攻防を描いたサスペンス。

 

FBI捜査官のジョエル・キャンベル(ジェームズ・スペイダー)は、精神的に不安定な状態にあり、カウンセラーのポリー(マリサ・トメイ)のカウンセリングを受けていて仕事は休職状態。彼はいつもはろくに見もしないFedExを何の気なしに開く。するとその中から、最近殺害された女性の顔写真が出てきた。慌てて他の郵便物を確認すると、底からも同じように、連続殺人の被害者女性の顔写真が出てくる。それらは犯行予告だった。ジョエルはそのことを同僚に伝える。犯人はグリフィン(キアヌ・リーブス)と言い、ロサンゼルスで連続殺人を犯していたが、完璧に証拠隠滅しており、ジョエルは顔を知らなかった。ある晩、ジョエルの家に電話がかかる。グリフィンからだった。彼はジョエルがロスから逃げてシカゴに移り住んだことを責め、次のターゲットの写真を送るので翌日の夜9時までに探せと電話口で告げる。そして花束とともに写真が届く。ジョエルは捜査に復帰し、マスコミも使って必死に探すが間に合わず、女性は自宅で殺されてしまう。
グリフィンは不敵にもカウンセリングに通うジョエルの乗ったエレベータに同乗し、彼の通っている場所を特定し、自ら偽名でカウンセリングを受けると、ポリーが患者との会話を録音していること、それが部屋の中のロッカーにあるらしいことを確認する。
グリフィンはさらに次の女性の写真を送ってくる。今度はギリギリの所まで追い詰めるが、グリフィンは車を盗んで逃走。多くのパトカーが追いかけてくるが、ガソリンスタンドの給油機を破壊し、そこに火を放って大爆発を起こして逃走する。またも被害者女性は殺されてしまった。
追跡の途中で負傷したジョエルは、病室で次のターゲットの写真を目にする。それは、彼がかつて付き合っていた女性の写真だった。彼女はグリフィンに襲われ、かけつけたジョエルは縛られた彼女を置き去りにして犯人を追った結果、彼女は炎上した屋内に取り残され、焼死してしまっていた。病室を抜け出したジョエルは、たびたび訪れていた彼女の墓に向かう。そこにはビールを買って微笑むグリフィンがいた。ジョエルは彼に銃を向けるが、グリフィンは、自分を撃ったらポリーが焼死することになる、と告げる。ジョエルは持っていた銃をグリフィンに渡し、彼女の居場所に連れて行くよう指示する。ジョエルはグリフィンを乗せて車を走らせながら、密かに携帯を同僚にかけ、会話を聞かせる。すぐさま捜査陣が動き出し、電話の場所を感知して捜査陣が現場を取り囲み始める。ポリーはビルの一室に拉致されていた。誰かが踏み込めば固定された銃から銃弾が発射され、中が大炎上するように仕掛けが施されていた。グリフィンは慎重に仕掛けを外して部屋の中に入ると、ジョエルの後頭部を強打する。グリフィンはうめき声をあげるジョエルを椅子に座らせ、ポリーに近寄って体を触り始める。離せというジョエルの脚をグリフィンは銃で撃ち、再び椅子に座らせ、惨めな状態の自分を助けてくれてありがとうと言えとジョエルに迫る。グリフィンがポリーの首を絞め始めたため、ジョエルはありがとう、と小声で言う。近寄ってきたグリフィンの隙を突いて首に刃物を突き刺し、壁にあった銃でグリフィンを撃つ。彼が倒れた拍子にろうそくが倒れ、周囲のガソリンに引火する。グリフィンは炎に飲み込まれる。ジョエルはポリーを連れて窓ガラスを破って外の川に落下。炎に包まれたジョエルも川に落下するが、すでに死体となっていた。ジョエルとポリーは捜査陣に救助されるのだった。

 

グリフィンがジョエルに執着する理由が最後までよくわからなかった。ここをすっきりさせてくれなかったのが、本作の魅力に欠ける最大の理由。ジョエルに屈辱を味わわされたとか、実はジョエルにも同じような罪の経験があったとか、驚愕の展開があとに待っていればよかったのだが、犯人がクレイジーだったから、というのはオチとしては禁じ手である。
連続殺人も必然性がなく、ロスでは証拠を一切残さなかったということだったのに、最初のカメラ店では、おきっぱなしのハンディカムで映像が映っていたり、途中の逃走シーンではもう少しでつかまりそうになっていたり、観ている側としては、「こんなのいずれ捕まるじゃん」と思っていたら、まさかの自分から墓地で待っていました、という展開。なんじゃそりゃ、という感じなのである。いわゆるトンデモ作品に近いできばえだった。

 

【5段階評価】2

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