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2019年1月 3日 (木)

(1801) ミックス。

【監督】石川淳一
【出演】新垣結衣、瑛太、瀬戸康史、永野芽郁、広末涼子、遠藤憲一、田中美佐子
【制作】2017年、日本

卓球のミックスダブルスに打ち込む元卓球少女の活躍を描いたラブ・コメディ。

スパルタママ(真木よう子)に卓球を仕込まれ、実力はあるもののすっかり卓球嫌いになった富田多満子(新垣結衣)は、普通の幸せを求めるOLとなっていた。そこに、卓球界のアイドル、江島晃彦(瀬戸康史)が入社する。江島は多満子を見初め、付き合いが始まるが、江島に憧れていた小笠原愛莉(ながのめい)が入社すると、江島はあっさりと彼女と浮気。傷心の多満子は実家に戻る。昔の卓球仲間の吉岡弥生(広末涼子)に誘われてフラワー卓球部に復帰した多満子は、部の活性化のため、ミックスダブルスに絞って全日本選手権に出場することを決める。多満子のペアは元プロボクサーの萩原久(瑛太)。落合元信(遠藤憲一)、落合美佳(田中美佐子)夫婦がペアを組み、不登校高校生の佐々木優馬(佐野勇斗)と弥生がペアを組むが、選手権では惨敗。
多満子は萩原にそそのかされ、復縁を願って江島のもとに向かうが、必死に卓球の練習をしている江島を見て、自分のふがいなさを痛感。仲間とともに練習に打ち込む。しかし、離婚していた聖子(山口紗弥加)と娘のしおり(久間田琳加)が萩原のもとに現れ、萩原に立派な仕事の斡旋に来たことを機に、二人のペアは解消。次の選手権への参加はおじゃんになる。しかし、優馬の声がけで皆が発憤。工場で慣れない清掃係をしていた多満子のもとに萩原が現れ、迎えに来たと言って多満子に口づけをする。萩原は家族と復縁したのではなかった。多満子と萩原は大会会場に急行。勝利を重ね、神奈川県予選の決勝で江島・小笠原ペアと対決。善戦して破れはするものの、チームメンバーは自分らしさを取り戻し、フラワー卓球部には活気が訪れ、多満子と萩原は楽しそうに卓球を続けるのだった。

スポーツものと音楽ものに外れは少ないという持論があるが、本作も素直に感動できる作品。暗くはせずコミカルに、スポーツに打ち込む情熱を描いている。ヒーローが最後に逆転勝利する、といったかつての「ロッキー」的なわかりやすさが、最近では逆に惜敗するのが定番になりつつあり、本作も結果はそうだった。ただ、負けてもみんなが自分たちの努力と結果に納得し、向上心をもって新しい人生に踏み出す、というエンディングを迎えるためには、本作については最後で負けるのは必要な展開だったと言える。医者の妻として抑圧されていた弥生が自分らしさを全開にしてホームパーティをしきるシーンも、とてもよかった。

【5段階評価】4

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