« (1794) トゥモローランド | トップページ | (1796) JKニンジャガールズ »

2018年12月26日 (水)

(1795) 男たちの挽歌

【監督】ジョン・ウー
【出演】ティ・ロン、チョウ・ユンファ、レスリー・チャン、エミリー・チュウ、レイ・ホーチン
【制作】1986年、香港

マフィアの兄と警官の弟、そして兄の親友とを巡る運命を描いたハードボイルド作品。

マフィアで活躍するホー(ティ・ロン)とマーク(チョウ・ユンファ)は親分(シー・イェンズ)から将来を嘱望される存在。二人に憧れる弟分のシン(レイ・ホーチン)を連れ、ホーは台湾での取り引きに向かう。ところが相手の裏切りにより銃撃戦となり、ホーとシンは警察に追われる。ホーはシンを逃がすために自首する。
ホーの弟のキット(レスリー・チャン)は、兄の職業を知らず、憧れの警官となる。病気でベッドに伏している父親(ティエン・ファン)のもとにマフィアが現れ、父親を連れ去ろうとする。父親は抵抗し、看病していたキットの恋人のジャッキー(エミリー・チュウ)も暴行を受ける。キットは二人を守ろうとマフィアに挑みかかるが、父親はマフィアに刺し殺されてしまう。父親は死ぬ間際に「兄さんを許してやってくれ」とキットに告げるが、そのことでキットは兄がマフィアの一味であることを知らされる。
ホーは3年の刑期を終えて出所。悪事から足を洗い、タクシー会社に勤めることになる。大雨の降る夜、ホーはキットに会いに行くが、ホーのせいで父親が殺されたため、キットはホーに殴りかかり、二度と顔を見せるなと叫ぶ。ホーはその場を立ち去るしかなかった。
マークはホーを売った復讐のため、レストランで食事をする的の一味を皆殺しにするが、敵の銃弾を脚に受け、まともに歩けない体になってしまっていた。ホーはある日、脚を引きずるみすぼらしいなりのマークが、自動車の窓ガラスふきをしている姿を目にする。その車に乗り込んだのは親分格となったシンだった。シンは、昼飯代だと言って紙幣を3枚ほど地面にまき散らし、マークはそれを拾い上げる。駐車場で貧しい昼飯にありつくマークにホーは声をかける。マークは再会を喜び、またのし上がろうと持ちかけるが、ホーはもう悪事に手は染めないと宣言する。シンは二人の協力を得ようとするが、二人は拒絶。シンはマークに暴行を加えると、手下をホーの勤めるタクシー会社に向かわせ、ボロボロになったマークを車から降ろすと会社内のタクシーや機器を破壊し始める。戻ってきたホーは手下達を追い返す。血まみれになった社長に詫びるホー。そこに警察がやってくる。社長はホーとマークを逃がす。マークはシンの悪事を暴くため、彼の悪事の秘密が納められたテープを強奪。シンに取り引きを持ちかける。シンは親分を殺害してホーの仕業と見せかけるようにしむけると、多くの手下を連れて取引現場に向かう。シンの事件から手を引くように命令されていたキットだったが、上司(ケン・トン)に頼み込んで捜査に加わり、現場に向かう。
ホーとマークはシンを人質にとって逃走しようとするが、そこに現れたキットが敵の側に捕まってしまう。シンとキットの身柄を交換することになるが、キットが途中でシンに挑みかかったことをきっかけに激しい銃撃戦となる。先に現場から逃走したマークだったが、現場に戻り、キットとホーに加担。しかし、最後にシンの機関銃を浴びて絶命する。警察が現れ、生き残ったシン、ホー、キットは警察に囲まれる。ホーはシンに銃を向けるが、弾はすでに切れていた。シンは自分は自首して金を積んで釈放してもらう、と告げて手を挙げて警察の方に歩く。キットは黙って自分の銃をホーに手渡す。ホーはシンに銃弾を浴びせ、シンを倒すと、キットの持っていた手錠を自らにかけ、お前が正しい、とキットに告げる。二人は並んで警官たちの方へ歩いて行くのだった。

スローモーションを多用し、二丁拳銃の派手な銃撃戦がジョン・ウーらしい作品。最後の方のシンとの取り引きの必然性がなんだかよく分からないし、マクガフィンとなるテープをあっさりとマークが入手するのも突然すぎて意味不明だったり、荒削りな感じはあるが、兄と弟の確執、それを見守るキットの恋人、という構図は分かりやすかった。
チョウ・ユンファと劇団ひとりが、顔だけでなく声も似ていると気づかされる作品。

【5段階評価】3

|

« (1794) トゥモローランド | トップページ | (1796) JKニンジャガールズ »

映画・テレビ」カテゴリの記事

評価3の映画」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: (1795) 男たちの挽歌:

« (1794) トゥモローランド | トップページ | (1796) JKニンジャガールズ »