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2018年11月29日 (木)

(1779) 伊豆の踊子

【監督】西川克己
【出演】吉永小百合、高橋英樹、浜田光夫、宇野重吉、南田洋子、十朱幸代、大坂志郎
【制作】1963年、日本

大学で教鞭を執る川崎(宇野重吉)は、教え子の一人(浜田光夫)から仲人を依頼される。相手の若い女性(吉永小百合)を見て、川崎は自分の若い頃を思い出す。
それは彼(高橋英樹)が書生として伊豆の街道を一人旅していたときだった。彼は旅芸人の一座と出会い、その中にいた若い踊り子(吉永小百合)に一目惚れ。次第に旅をともにするようになる。踊り子の薫もまた書生に憧れ、下田に着いたら活動に連れて行ってもらうことを川崎と約束する。薫の兄、栄吉(大坂志郎)も川崎を歓迎していたが、お芳(浪花千栄子)は書生と踊り子では身分が違うと言って二人が仲良くなることに反対。活動に行くはずの日にお座敷を入れてしまう。お芳は、迎えに来た川崎に、お座敷を入れられてしまったので行けなくなったと告げると、川崎は明日、東京に帰らなければならなくなったからみんなに挨拶をすると返す。お芳はショックでその場を去り、別の部屋に隠れてしまう。川崎は一同に挨拶をして自分の宿に戻る。
翌日の早朝、川崎は栄吉の見送りで船に乗り込む。後から来たお芳は川崎と言葉を交わすことができず、堤防の端から一生懸命に手を振る。気づいた川崎も手を振り返して「おーい」と叫ぶが、その声はお芳には届かず、お芳はただ泣き崩れるのだった。

公開当時18歳の吉永小百合のかわいらしさがみどころ。薫が若い娘(十朱幸代)の死に直面したり、川崎が薫に言い寄る男への嫉妬に苦しんだり、様々な体験を経て心が変化していく二人の成長を描いた作品でもある。現在を白黒、過去をカラーで表現するという演出も、過去の思い出が色鮮やかに蘇るという印象を与え、よかった。

【5段階評価】3

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