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2018年11月13日 (火)

(1768) ベオウルフ/呪われし勇者

【監督】ロバート・ゼメキス
【出演】レイ・ウィンストン、アンジェリーナ・ジョリー、アンソニー・ホプキンス
【制作】

伝説の勇者ベオウルフの怪物退治を描いた3DCG作品。

屋敷で宴会をしていたフロースガール王(アンソニー・ホプキンス)のもとに、人間の騒ぐ音を忌み嫌う怪物グレンデル(クリスピン・グローバー)が現れて大暴れし、何人もの死者を出す。宴会は禁止とされ、王はグレンデル退治のお触れを出す。そこに荒波を超えて勇者ベオウルフ(レイ・ウィンストン)が現れ、怪物退治に名乗り出る。
ベオウルフは屋敷に来たグレンデルと戦い、その腕をもぎ取る。グレンデルは住処に戻り、母親にベオウルフにやられた、と告げ、息を引き取る。眠りに就くベオウルフは、若い王妃ウィールソー(ロビン・ライト・ペン)に「あなたの子供が欲しい」と迫られる夢を見る。その王妃の顔が化け物のように変化し、ベオウルフが目を覚ますと、屋敷の中の人々が皆殺しにされて逆さづりになっていた。グレンデルは死んでいなかったのか、とベオウルフが王に問いただすと、王は母親が残っていると告げる。父親はいるのか、とベオウルフが問うと、王は苦しそうな顔つきで、父親は人に害をなさぬ、と答える。
ベオウルフは仲間を連れてグレンデルの住処に向かう。単身で中に入ったベオウルフは、縮こまったグレンデルの死体を発見。すると、水の中からグレンデルの母親(アンジェリーナ・ジョリー)が現れる。母親は、息子を殺された代わりに息子を授けてくれ、そうすれば王として巨万の富を約束するとベオウルフを誘惑する。ベオウルフはその誘惑に負け、母親を抱く。
グレンデルの首を持ち帰ったベオウルフは、母親を殺したと王に嘘をつく。
王はベオウルフの嘘を見抜いているようだったが、自分の死後、王位をベオウルフに譲ると宣言し、塔の上から身を投げて自殺。ベオウルフは不死身の王となる。
ある日、一人の奴隷が、黄金の竜の杯を沼で拾って持ち帰る。それは、ベオウルフが母親と約束をかわした際に母親に渡したものだった。ベオウルフは杯を母親のもとに返しに行くが、母親はもう遅いと告げる。彼女の後ろには巨大な竜がいた。竜は飛び立ってベオウルフの城に向かう。ベオウルフは妻と侍女のウルスラ(アリソン・ローマン)に襲いかかる竜の心臓を握りつぶし、竜を倒す。
竜の正体は、ベオウルフの息子だった。瀕死の状態のベオウルフは、助けに来た忠臣のウィグラーフ(ブレンダン・グリーソン)に真実を告げようとするが、ウィグラーフは、伝説では母親は若きベオウルフが倒した、と彼の秘密を胸にしまう。ベオウルフの遺体は火のついた船で海に流される。王位を継承したウィグラーフが海岸でそれを見つめていると、ふと足下に、黄金の竜の杯が埋もれているのを見つける。それを拾うと、海に母親が現れ、ウィグラーフに優しく手招きをはじめる。ウィグラーフはそれをじっと見つめるのだった。

公開時は3D作品だったので、どうにも無駄なスローモーションの「3Dだよ見てね」的なシーンがあるのがやや鬱陶しいのと、なまじリアルな3DCGは、RGPなどのゲームのオープニングやイベントシーンを観ているような感覚になってしまうのが気になった。実はこの作品はBlu-ray版を持っていて、以前観たときはあまり面白いと思わなかったのだが、今回、久しぶりに見直してみて、男の際限なき欲望を描いた作品として、それなりの重厚感を感じたのだった。

【5段階評価】3

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