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2018年10月 2日 (火)

(1754) 摩天楼はバラ色に

【監督】ハーバート・ロス
【出演】マイケル・J・フォックス、ヘレン・スレイター、リチャード・ジョーダン、マーガレット・ホイットン
【制作】1987年、アメリカ

大都会ニューヨークで成功をつかみ取る青年の活躍を描いたラブコメディ。

カンザス育ちの青年、ブラントリー(マイケル・J・フォックス)は、大きな成功を夢見てニューヨークに向かう。ところが就職予定だった会社は買収により、彼は働くことなく解雇。母親に教わったおじ、ハワード・プレスコット(リチャード・ジョーダン)のもとに向かい、必死の説得で彼の会は、ペンローズ社で雇ってもらうことになる。ところが職場はメールルーム。彼はメールを盗み読みしながら、非効率的な経営内容に気づき、自ら改善策を勉強しはじめる。
ブラントリーは、創業者の娘であるベラ(マーガレット・ホイットン)の臨時運転手をすることになる。不機嫌だったベラの機嫌をうまくとったブラントリーは彼女に気に入られる。ベラはブラントリーを出世させてやろうと言うが、ブラントリーは自力で出世する、と明るく夢を語る。そこにベラの夫が帰ってくる。夫はハワードだった。ベラはブラントリーのおばだった。ブラントリーはハワードに見つからないよう、慌てて部屋を飛び出す。
メールをブラントリーが空室だった重役用の執務室に何気なく入ると、そこに電話がかかる。彼は重役のふりをして相手に堂々と指示を出し、相手もその言葉を待っていた、と励まされる。自信を付けたブラントリーは、重役カールトン・ウィットフィールドと名乗り、勝手に部屋を使いはじめ、彼が一目惚れした美人の重役、クリスティ(ヘレン・スレイター)の出席する会議にずうずうしく出席。買収工作を打破するため、工場閉鎖と経費削減を訴えるクリスティに対し、ブラントリーは積極策を主張する。ハワードは、不倫中だったクリスティからウィットフィールドの話を聞き、彼の情報を盗み見るよう指示。クリスティはブラントリーと話し合い、彼の魅力に惹かれていく。ブラントリーを愛するようになったクリスティは、ハワードに別れを切り出すが、ハワードは自分の家で作戦会議をすると言って、クリスティらを家に招く。ブラントリーもベラに招かれる。ブラントリーは、自分がウィットフィールドであることをハワードに対してなんとか隠し続けるが、その晩、止まっているクリスティの部屋に忍び込んだブラントリーは、彼女がウィットフィールドの資料を盗んでいたことを知ってショックを受ける。そこにハワードも忍び込み、ブラントリーの部屋に向かっていたクリスティやベラも部屋にやってきて鉢合わせとなり、ブラントリーがウィットフィールドになりすましていたこと、クリスティがハワードの不倫相手でウィットフィールドの情報を得ようとしていたことなどが互いにバレてしまう。ブラントリーとクリスティは会社を首になる。
ペンローズ社では、買収を仕掛けてきたダベンポート(フレッド・グウィン)とハワードが会議を行っていた。防戦一方のハワードが、何とか自分の解雇は免れたとほっとしているところに、ブラントリーとクリスティが現れる。彼はなんと、パーティ会場で知り合った大物実業家を資金源として、ダベンポートの会社の株を購入。さらにベラもペンローズ社の株主となってハワードを解雇。ペンローズ社は買収を免れ、ブラントリーが新社長となる。ブラントリーとクリスティは、熱い口づけをかわすのだった。

分かりやすいサクセスストーリーだが、ただの貧乏人が運だけで成功するという話ではないところがよい。ブラントリーは、しばしば夜中も一生懸命、一人でまじめにビジネスのアイディアを出そうと苦労していて、決して女の尻ばかり追いかけているわけではない。その努力があってこそ、クリスティは彼の魅力に惹かれ、パーティに来た大物たちも彼の話に関心を示す。そこをきちんと表現しているのは好感が持てた。
ちなみに邦題の「摩天楼」は「ニューヨーク」と読む。

【5段階評価】4

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