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2018年9月 3日 (月)

(1746) 遊星からの物体X

【監督】ジョン・カーペンター
【出演】カート・ラッセル、A・ウィルフォード・ブリムリー、
【制作】1982年、アメリカ

南極基地に侵入した異星生物と隊員との戦いを描いたSFホラー。

1982年の南極で、ノルウェーの隊員がヘリから走る犬を銃で攻撃していた。犬はアメリカの基地に迷い込む。ノルウェーの隊員は手榴弾で犬を狙うが誤って爆死。もう一人はアメリカの隊員がいるにもかかわらず、犬を銃撃しようとして隊員を負傷させ、それでも我を忘れたように犬への攻撃を続けたため、米基地隊長のギャリー(ドナルド・モファット)に銃殺される。
隊員のR・J・マクレディ(カート・ラッセル)らは、ノルウェーの基地を確認する。そこには焼け落ちた基地と無残な姿になった隊員の死体があり、さらに、氷の棺のようなものがあった。
米基地で確保された犬は、犬小屋の中で、突如、顔が裂け、体から無数の触手が伸びて、おぞましい姿に変化し、周囲の犬に襲いかかるが、気づいた隊員に焼かれる。事件は落着したかに見えたが、マクレディらがノルウェー基地から持ち帰った焼死体が蘇り、ベニングス(ピーター・マローニー)に襲いかかる。ベニングスに乗り移った何者かは、ベニングスに成り代わろうとしていたが、その途中で隊員に発見され、その手はおぞましい形のままだった。ベニングスに乗り移った生物は、その場で焼き殺される。
未知の生物が南極から人類の住む場所に侵出したら27,000時間で全人類に乗り移るという予測結果を知ったブレア(A・ウィルフォード・ブリムリー)は、基地の通信手段と移動手段を破壊して暴れる。彼はマクレディらに確保され、別の小屋に隔離される。隊員同士が、誰が未知の生物に乗り移られているか分からず疑心暗鬼になる中、隊員のノリス(チャールズ・ハラニン)が倒れる。除細動器を医師のコッパー(リチャード・ダイサート)が当てようとすると、ノリスの胸部が突然割れ、コッパーの両腕を飲み込むと、腕を食いちぎってしまう。ノリスの腹の中から長い首の先に顔の付いた蜘蛛のような生物が現れ、天井に張り付く。マクレディが火炎放射器で火を放つと、ノリスの頭部が伸びてちぎれ、床に落ちる。すると頭部からタカアシガニのように足と目のような突起が現れる。マクレディはそれも焼き殺す。
マクレディは、生き残った隊員達を椅子に縛り付けると、それぞれの血をシャーレに満たし、熱した銅線を血につける。どの血も、白い湯気を出すだけだったが、パーマー(デビッド・クレノン)の血は、銅線を避けて飛び散る。すると、パーマーが暴れ出し、異形の生物に姿を変えると、火炎を浴びせようと近づいたウィンドウズ(トーマス・ウェイツ)に襲いかかり、彼の頭部をくわえ込む。マクレディはパーマーに火炎を浴びせ、逃げたパーマーをダイナマイトで爆破。生物に犯されたウィンドウズにも、マクレディは火炎を浴びせて焼き殺す。
マクレディは、生き残ったチャイルズ(キース・デビッド)、ギャリーとともに、ブレアのいる小屋に向かうが、ブレアは姿を消していた。
小屋の地下には、宇宙船のような物体が作られていた。手分けしてブレアを探すマクレディたちだったが、ギャリーがブレアに襲われる。不気味な雰囲気の中、床下から異形の生物が姿を現す。マクレディはダイナマイトを放り投げて小屋ごと生き物を爆破し、外へ逃げ出す。マクレディとたびたびいがみ合っていたチャイルズも生き残っており、二人は力なく座り込みながらも互いの無事をたたえるかのように語り合うのだった。

CGのない時代に、異形の生物を描くアイディアと技術力は極めて強力。特に、ちぎれた首から足がニョキニョキ生えてくるシーンは、一度観たら忘れられないインパクト。SFホラーと言えば、「エイリアン」(1979)があまりにも有名だが、それに負けない魅力のある名作だ。

【5段階評価】5

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