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2018年6月

2018年6月24日 (日)

(1722) キング・オブ・エジプト

【監督】アレックス・プロヤス
【出演】ブレントン・スウェイツ、ニコライ・コスター=ワルドー、コートニー・イートン、ジェラルド・バトラー
【制作】2016年、アメリカ、オーストラリア

エジプトの王位を巡る戦いに巻き込まれる若者の活躍を描いた作品。

エジプトの王である古代の神、オシリス(ブライアン・ブラウン)は、息子のホルス(ニコライ・コスター=ワルドー)に王の地位を譲る儀式を行う。そこにオシリスの弟、セト(ジェラルド・バトラー)が現れる。セトはオシリスを殺害し、ホルスの両目をえぐり取って王位に就く。
エジプトの若者、ベック(ブレントン・スウェイツ)は、恋人のザヤ(コートニー・イートン)を殺されてしまい、彼女の復活のため、ホルスの片眼を取り戻し、ホルスに返す。ホルスはセトを倒すため、ベックを引き連れ、旅に出る。セトの送り込む刺客を退けながら、セトの居城となっているピラミッドを目指す。セトは父親ラー(ジェフリー・ラッシュ)をも亡き者にし、賢者トト(チャドウィック・ボーズマン)の脳やホルスの目を使って強大な力を手に入れる。しかしホルスは、ベックの命がけの行動に心を打たれ、片眼のまま神の力を発揮。ベックを救うとセトを倒し、とどめを刺す。
エジプトはホルスの王政によって平和となるのだった。

CG慣れした時代の特撮としては大きな感動は難しいものの、できはよく、ストーリーも明快で楽しい作品だった。公開当時20歳のコートニー・イートンの胸元サービスぶりも、作品の売りになっているぽい。

【5段階評価】3

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2018年6月22日 (金)

(1721) 聖☆おにいさん

【監督】高雄統子
【出演】森山未來(声)、星野源(声)
【制作】2013年、日本

中村光原作漫画のアニメ作品。バカンスで日本に来た二人の神の素朴な日常を描く。

イエス(森山未來)とブッダ(星野源)は、バカンスのため人間界に降り立ち、立川のアパートに移り住む。二人は安いバーゲンに行ったり、遊園地に行ったり、クリスマスを楽しんだり、とのどかな日常を過ごす。

不覚にも、ギャグがそれなりに面白かったりして、一応は楽しめたのだが、キャスト面でも映像面でもストーリーの盛り上がり的にも、わざわざ映画館で見るような品質ではなかった。

【5段階評価】3

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2018年6月20日 (水)

(1720) グーグーだって猫である

【監督】犬童一心
【出演】小泉今日子、上野樹里、加瀬亮、森三中、林直次郎
【制作】2008年、日本

大島弓子原作漫画の実写映画化作品。愛猫家の漫画家と周囲の人間との交流を描いた作品。

少女漫画家の小島麻子(小泉今日子)は、飼い猫サバが死んだ悲しみを乗り越え、新たにグーグーという雄猫を飼い始める。アシスタントのナオミ(上野樹里)やその仲間達(森三中)は麻子先生が元気になったことを喜ぶ。独身で40代の先生の幸せを願い、彼女たちは謎の男性、沢村青自(加瀬亮)との関係が深まるよう気をもむが、二人はつかず離れずのままだった。
新しい漫画の構想を得るため、麻子はアシスタントたちと高齢者の体験をするが、麻子は突然倒れてしまう。かつぎ込まれた病院にいたのは、医師の沢村だった。麻子の卵巣にがんが見つかり、麻子は子供の産めないからだとなってしまう。麻子は死に神のポール・ウェインパーグ(マーティ・フリードマン)の導きにより、サバの魂(大後寿々花)と話をし、安らぎを得る。ナオミは恋人だったマモル(林直次郎)と別れ、修行のためアメリカに旅立つ。麻子はグーグーの待つ家に帰るのだった。

全体的にやわらかなトーン。森三中が出ているが、お寒いギャグをすることもなく、麻子先生への純粋な愛にあふれている。恋愛シーンもどぎつくなく、ほんわかした雰囲気の作品。こういうのが好きな人にはいいんだろうな。

【5段階評価】2

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2018年6月19日 (火)

(1719) ラビリンス/魔王の迷宮

【監督】ジム・ヘンソン
【出演】ジェニファー・コネリー、デビッド・ボウイ
【制作】1986年、アメリカ

さらわれた弟を救うために魔王の迷宮に立ち向かう少女の冒険を描いた作品。ジェニファー・コネリーが、16歳頃に主演を務めている。

弟のトビー(トビー・フラウド)の世話に嫌気がさしたサラ(ジェニファー・コネリー)は、弟が連れ去られればいいのに、と口にする。すると、ゴブリン・シティの魔王ジャレス(デビッド・ボウイ)が現れ、トビーを本当に連れ去ってしまう。サラはラビリンスを抜け、ジャレスのいる城を目指す。
途中でゴブリンのホグルや臆病な怪物ルード、犬に乗った騎士サー・ディディモスを味方にしてラビリンスを抜け、サラはついに城にたどり着く。中はエッシャーのだまし絵のような不思議な世界になっていた。サラはジャレスと対峙し、魔王を倒す台詞を口にしてトビーを取り戻す。
現実世界に戻ったサラは、鏡台の向こうにホグルやルード、サー・ディディモスを見つけ、彼らとの再会を喜ぶのだった。

ジェニファー・コネリーとデビッド・ボウイが出演しているということを除けば、子供向けのパペット劇ということではあるが、独特の世界観はそれなりに評価されていいだろう。ただ、面白いかつまらないか、と聞かれると、あまり面白くはないので、評価は辛めになってしまった。

【5段階評価】2

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2018年6月12日 (火)

(1718) 007 ダイアモンドは永遠に

【監督】ガイ・ハミルトン
【出演】ショーン・コネリー、ジル・セント・ジョン、チャールズ・グレイ
【制作】1971年、イギリス、アメリカ

愛する妻を殺され、ジェームズ・ボンド(ショーン・コネリー)は宿敵ブロフェルド(チャールズ・グレイ)を血眼になって探し、ついに復讐を遂げる。ボンドはダイアモンド密輸の謎を解明するうち、その黒幕が殺したはずのブロフェルドであることを知る。彼は整形手術により、複数の影武者を用意していたのだった。ブロフェルドは、ダイアモンドを用いた人工衛星兵器により、各国の軍事基地を攻撃。ボンドは会場の石油採掘場にある司令室に向かい、ブロフェルドの野望を阻止。逃げようとするブロフェルドの乗った小型艇を吊り下げているクレーンを操縦してブロフェルドの息の根を止める。

ショーン・コネリーがボンド役に復帰した作品。
ゲイ・カップルの殺し屋がボンドに何度も立ちはだかるが、最後はホテルのウェイターに分した二人を、ボンドがワインのうんちく話をふっかけて変装と見破り、仕留める。主人公は死なないというお約束がありありだが、棺桶に閉じ込められて炎に包まれたり、それなりにハラハラドキドキした。

【5段階評価】3

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2018年6月 9日 (土)

(1717) 女王陛下の007

【監督】ピーター・ハント
【出演】ジョージ・レーゼンビー、ダイアナ・リグ、テリー・サバラス、ロイス・マクスウェル
【制作】1969年、イギリス、アメリカ

007シリーズ第6作。細菌兵器を巡り、雪山の研究所で奮闘する007の活躍を描いた作品。

海で入水自殺をしようとしている美女を助けたジェームズ・ボンド(ジョージ・レーゼンビー)は、カジノで彼女に再会。彼女の名前はトレーシー(ダイアナ・リグ)。二人は恋人同士となる。ボンドはアルプスの山頂にある研究施設に、爵位の審査官として潜入。そこではブロフェルド(テリー・サバラス)が細菌兵器を製造し、洗脳した女性を散布係にしたて、世界銀行から金を脅し取ろうとしていた。ボンドはブロフェルドに捕らえられるが、脱出。スキーを駆使して山を下りる。居合わせたトレーシーと合流し、二人で逃走。逃げる途中、ボンドはトレーシーにプロポーズする。
夜が明け、二人は再びブロフェルドの一味に追われる。ブロフェルドは雪崩を起こし、ボンドとトレーシーは雪崩に巻き込まれる。ボンドは九死に一生を得るが、トレーシーはブロフェルド一味に捕らえられてしまう。
ボンドはブロフェルドの研究室にヘリで攻め込み、トレーシーを救い出すと、ブロフェルドとボブスレー上で格闘し、勝利する。
ボンドは、トレーシーと結婚式を挙げる。しかし、彼に恨みを持つブロフェルドに後を追われ、相棒の女性イルマ(イルゼ・ステパット)の放った機関銃により、トレーシーは命を落としてしまう。ボンドはトレーシーの亡骸を抱き寄せ、悲しみに沈むのだった。

ジョージ・レーゼンビーが007を演じた唯一の作品。スキーの逃走シーンが有名で、追っ手の一味が除雪車に巻き込まれて、血の混じった雪が除雪車から放出されるシーンがなかなか衝撃的。追っ手から逃れた小屋でボンドに告白されて幸せに浸るトレーシーに、死亡フラグ立ちまくりなのも印象的な作品。

【5段階評価】3

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2018年6月 8日 (金)

(1716) 本能寺ホテル

【監督】鈴木雅之
【出演】綾瀬はるか、堤真一、風間杜夫
【制作】2017年、日本

戦国時代にタイムスリップした女性と織田信長との運命を描いた作品。

倉本繭子(綾瀬はるか)は、恋人の吉岡恭一(平山浩行)との結婚を控え、恭一の実家である京都の料亭に招かれる。宿泊の予約に手違いのあった繭子は、本能寺ホテルというホテルにたどり着く。ところが、ホテルの部屋に向かうエレベータで、買った金平糖をかじると、繭子は見慣れない寺に迷い込んでしまう。そこには武士の格好をした男(濱田岳)がいた。彼は森蘭丸。織田信長(堤真一)の家臣だった。
蘭丸は、腹痛をやわらげる胃腸薬をくれた繭子に親切にするようになり、彼女はやがて信長と対面。横暴な信長に始めは不信感を持つ繭子だったが、次第に彼の天下統一への純粋な思いを知り、信長もまた、繭子に信頼を置くようになる。
現代と過去を行き来しながら、繭子は自分の意志がなく、結婚に関しても恭一のいいなりになっている自分に気づき始める。繭子は、信長に本能寺の変が迫っていることを伝え、信長に逃げるように伝える。信長は素直に繭子が未来から来たことを受け入れるが、彼は運命から逃げず、明智光秀(髙嶋政宏)の軍勢が迫り、燃えさかる本能寺の中で自害する。
現代に戻っていた繭子を見た恭一は、彼女の強い意志を感じ、結婚を白紙に戻すことを決意。ホテルを後にした繭子は、京都の町に、信長の夢見た平和な人々の往来を感じるのだった。

大したどんでん返しも、ストーリー上の工夫もなく、ただ現代の女性が過去に行き、大して驚かれもせずに信長と親しくなり、そして現代に戻ってくるというだけの作品だった。この手の作品としては「信長協奏曲」もあるが、それと比べても、これだけの壮大な設定をして、起きることがこれだけなのか、という、何が描きたかったのかよく分からない作品だった。

【5段階評価】2

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2018年6月 6日 (水)

(1715) 名探偵コナン ベイカー街の亡霊

【監督】こだま兼嗣
【出演】高山みなみ(声)、山崎和佳奈(声)、神谷明(声)、林原めぐみ(声)
【制作】2002年、日本

名探偵コナンシリーズ第6作。バーチャル・リアリティで作られた19世紀のイギリスで、殺人事件の謎を追う。

バーチャル・リアリティのプログラム、ノアズ・アークを完成させた少年、ヒロキ(折笠愛)が謎の自殺を遂げる。ヒロキの父親、樫村忠彬(平田広明)は、ヒロキの育ての親であるIT産業界の帝王、トマス・シンドラー(津嘉山正種)に殺されてしまう。
キーボードに残されたダイイングメッセージから、ジャック・ザ・リッパーが鍵を握ると気づいたコナン(高山みなみ)は、仲間とともにノアズ・アークの世界に乗り込む。
19世紀のロンドンの世界に入り込んだコナンたちは、お助けキャラである名探偵シャーロック・ホームズを探しながら、切り裂きジャックを追う。列車に逃げ込んだジャックを追い詰めたコナンだったが、毛利蘭(山崎和佳奈)を人質に取られてしまう。しかし蘭は、ジャックと綱で結ばれている自分を犠牲にして、ジャックとともに崖下に転落。コナンはたった一人残った諸星秀樹(緒方恵美)とともにバーチャル・リアリティの世界からの脱出に成功。ほかの参加者たちの命を救う。
トマス・シンドラーは、実は切り裂きジャックの子孫で、その発覚を恐れた彼が、樫村を殺害していたのだった。

名探偵コナンシリーズでは珍しい、序盤に犯人が明かされる倒叙形式の展開。部隊が電脳世界なので、今ひとつ緊迫感が乏しく、参加者の命が危険にさらされるという設定も「だったら電源切れば」みたいな気がして今いち、設定に乗れなかった。

【5段階評価】3

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2018年6月 5日 (火)

(1714) ポーキーズ

【監督】ボブ・クラーク
【出演】ダン・モナハン、ワイアット・ナイト、マーク・ヘリアー、ナンシー・パーソンズ
【制作】1982年、カナダ、アメリカ

男子高校生の生活を描いた青春コメディ。

チビの童貞、ピーウィー(ダン・モナハン)は、仲間と売春宿のポーキーズに向かうが、店主のポーキー(チャック・ミッチェル)とその兄の保安官に金を巻き上げられ、這々の体で逃げ帰る。
女子高生のシャワーを覗いたりする日常を送りながら、彼らはポーキーズへの復讐を計画。ボートや車を使って店を破壊し、車で逃走。ポーキーは追ってくるが、彼らは仲間の待つ場所まで逃げ込む。そこはポーキーの店とは別管轄。ポーキーらの悪事を見かねていた警官は、ポーキーの車を銃で破壊し、二度と来るなとすごむ。ポーキーらは大人しく引き下がり、高校生達は計画の成功を祝うのだった。

異性への興味で頭がいっぱいの男子高校生が、女子の裸や行為を夢見て奮闘するという、典型的な内容の作品。日本でも、「パンツの穴」や「毎度おさわがせします」などのお色気青春コメディがはやった。むやみに女性の裸が出てくるわけではないほどよい節度が、本作をそれなりの古典的名作に位置づけさせているように思う。

【5段階評価】3

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