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2018年4月16日 (月)

(1707) 菊次郎の夏

【監督】北野武
【出演】ビートたけし、関口雄介、岸本加世子、吉行和子
【制作】1999年、日本

だらしのない男と無口な少年の一夏の旅を描いたロードムービー。

浅草で祖母(吉行和子)と暮らす小学3年生の正男(関口雄介)は、母親に会いたくて一人で旅に出ようとするが、近所に住む夫婦がそれを見つけ、妻(岸本加世子)が亭主(ビートたけし)を引率係にして送り出す。男はだらしのない男で、競輪にはまったりしながらも、なんとか豊橋にたどり着く。しかし、正男の母親(大家由祐子)には別の夫と娘がいた。正男はうなだれ、その場から離れると泣き出す。男は正男を慰めるため、道中に知り合った連中と一緒に正男と川辺で遊ぶ。途中、男はバイクの男(グレート義太夫)に近くの老人ホームまで連れて行ってもらう。そこには認知症になった彼の母親がいたのだった。男は母親を遠くから見つめ、そのまま施設を立ち去る。
やがて別れの時が来る。立ち去る男に正男が名前を尋ねると、男は「菊次郎だよ」と告げるのだった。

母親に会いに行く少年の成長の物語。そう思って観ていると、ラストシーンで、「そうか、この作品はこのビートたけし演じる男の夏の記録だったのか」と気づく。なかなか心憎い演出。
ただ、ギャグめいた道中のやりとりは、Vシネマのような映像でキレがなかった。

【5段階評価】3

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