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2018年3月16日 (金)

(1702) グランド・マスター

【監督】ウォン・カーウァイ
【出演】トニー・レオン、チャン・ツィイー、ソン・ヘギョ
【制作】2013年、香港、中国

中国の武術家の運命を描いた作品。

美しい妻(ソン・ヘギョ)を持つイップ・マン(トニー・レオン)は優れた武術家で、中国の武術統一に貢献したパオセン(ワン・チンシアン)の後継者に指名される。パオセンの娘のルオメイ(チャン・ツィイー)は、それを不服としてイップ・マンに勝負を挑む。二人は互角の戦いをし、互いを認め合う。日中戦争の勃発により、幸せだったイップ・マンは娘を失うなどの不幸に見舞われる。ルオメイは、父を殺したマーサン(マックス・チャン)に復讐を果たすが、自らも深手を負う。イップ・マンはルオメイに再会。ルオメイはイップ・マンが好きだったことを告白する。ルオメイはやがて病死し、妻も死亡。イップ・マンは香港で武術を教え、その教え子にはブルース・リーがいるのだった。

映像には重厚感があり、武術シーンもそれなりに作り込まれているのだが、トニー・レオン本人のイメージもあってか作りが上品すぎて、なんだかつまらない作品だった。武術の荒々しさなくて、作り物の芸を見ているようで、相手を倒す気迫や手段を選ばない残酷さのようなものが感じ取れない。ストーリーも今ひとつ緩慢だった。妻役のソン・ヘギョは美人だった。

【5段階評価】2

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