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2018年2月

2018年2月26日 (月)

(1701) マン・オブ・スティール

【監督】ザック・スナイダー
【出演】ヘンリー・カビル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ラッセル・クロウ
【制作】2013年、アメリカ

アメコミヒーローの中で最も有名と言っていいスーパーマンの誕生を描いた作品。

絶滅の危機にあるクリプトン星に住むジョー=エル(ラッセル・クロウ)は、ララ・ロー=バン(アイェレット・ゾラー)の間に産まれた我が子を地球に送り込む。その子はカンザスの農家、ジョナサン・ケント(ケビン・コスナー)とマーサ・ケント(ダイアン・レイン)にクラークと名付けられ、大事に育てられる。クラークは透視能力や優れた聴覚を持っていたが、成長したクラーク(ヘンリー・カビル)は父親の言いつけで、そのことを秘密にしていた。クラークは、自分の出生の秘密を探るうち、新聞記者のロイス・レイン(エイミー・アダムス)と知り合う。ジョー=エルに激しい恨みを抱くゾッド将軍(マイケル・シャノン)は、クリプトン復活のため、クラークを倒そうとするが、クラークは激しい戦いの末、ゾッドに勝利する。

ケビン・コスナーが主人公の育ての父役で登場するなど、俳優が豪華。そして、戦闘シーンの迫力が素晴らしい。最近の特撮ものはCG全盛で、映像のすごさには慣れてしまい、「トランスフォーマー」シリーズなんかは、もはや何が起こっているのか分からないぐらいなのだが、本作は現実感と超現実感のバランスがよく、迫力がよく伝わっていた。まあ、ガソリンスタンドや列車を爆破したり、スーパーマンの社会への迷惑のかけ方が半端なかったりはするのだが。

【5段階評価】4

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2018年2月25日 (日)

(1700) トッツィー

【監督】シドニー・ポラック
【出演】ダスティン・ホフマン、ジェシカ・ラング、テリー・ガー、ビル・マーレイ
【制作】1982年、アメリカ

女装した俳優の活躍と恋を描いた作品。

俳優のマイケル・ドーシー(ダスティン・ホフマン)は、演劇の資金稼ぎのため、仲間のサンディ(テリー・ガー)の落ちたメロドラマの女性上司役のオーディションに女装して参加。強気のアドリブで役を射止める。彼はドロシー・マイケルズと名乗り、親友のジェフ(ビル・マーレイ)など限られた人以外には女装を秘密にしていた。
ドラマでの彼の役は大当たりし、雑誌の表紙を飾るなど、人気者になる。共演者のジュリー(ジェシカ・ラング)にも気に入られ、彼女と同じベッドで一夜を過ごすようになる。
ドラマの終盤、生放送でマイケルはついに自分の正体を明かす。ジュリーはショックを受けるが、二人は仲直りするのだった。

ダスティン・ホフマンの演技力が光る作品だが、話自体はあまり面白くなかった。映画の存在自体は前から知っていて、興味はあったのだが、ちょっと残念。

【5段階評価】2

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2018年2月24日 (土)

(1699) 時代屋の女房

【監督】森﨑東
【出演】渡瀬恒彦、夏目雅子、津川雅彦、沖田浩之
【制作】1983年、日本

村松友視の原作小説の映画化作品。古道具屋を営む男の恋を描いた作品。

「時代屋」という骨董品店を営む安さん(渡瀬恒彦)のもとに、捨て猫を連れた若い女性(夏目雅子)が転がり込んでくる。女性の名は真弓。二人はともに店を営むが、真弓は若い男(沖田浩之)とも会っており、頻繁に安さんの元からいなくなる。安さんは真弓とうり二つの女性、美郷(夏目雅子)と知り合い、一夜をともにする。美郷は安さんの元を去る。安さんは真弓を探すが見つけることはできなかった。しかし、しばらくして真弓は帰ってくるのだった。

夏目雅子が魅力的な女性を演じているわけだが、こんな女性がいるのか、という、多分に男性の妄想のような展開で、感情移入できない作品だった。

【5段階評価】2

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2018年2月19日 (月)

(1698) ガールズ&パンツァー 劇場版

【監督】水島努
【出演】渕上舞(声)、田中理恵(声)、竹達彩奈(声)
【制作】2015年、日本

戦車の乗り手となる少女達のバトルを描いた作品。

大洗女子学園の西住みほ(渕上舞)が仲間とともに、学園を廃校の危機から救うため、大学選抜と戦う。数的不利に立たされるみほたちだったが、かつてのライバル達が助っ人に現れ、戦いに勝利する。

「艦これ」の戦車版という感じで、戦車と少女が大量に出てくるが、当然、愛着がなければ覚えられるはずもなかったが、戦車の動きはリアルだった。たまたま最近「フューリー」を観たばかりだったので、なんだか戦車づいていた。

【5段階評価】2

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2018年2月13日 (火)

(1697) IT/イット "それ"が見えたら、終わり。

【監督】アンディ・ムスキエティ
【出演】ジェイデン・リーバハー、ソフィア・リリス、ビル・スカルスガルド、ジェレミー・レイ・テイラー
【制作】2017年、アメリカ

スティーブン・キング原作小説の映画化作品。下水道に潜む魔物と戦う少年達を描いたジュブナイル・ホラーとも呼ぶべき作品。

吃音症を持つ少年ベン(ジェイデン・リーバハー)は、大雨の降る中、弟のジョージー(ジャクソン・ロバート・スコット)のために紙の船を作る。ジョージーは黄色のレインコートを着て外に出て、道路の側溝に船を浮かべる。船は勢いよく進み出すが、排水溝の中に落ちてしまう。ジョージーがのぞき込むと、暗がりからピエロ(ビル・スカルスガルド)が顔を出す。ピエロは親しげにジョージーに話しかけ、ジョージーに船を返そうとする。ジョージーが手を伸ばすと、突然ピエロは魔物のような口でジョージーの腕を噛みちぎり、下水溝に引きずり込んでしまう。
ジョージーは行方不明のまま、死んだことになり、ベンは心に深い傷を負う。
夏休みになり、ベンの仲間にピエロの影が忍び寄り、それぞれが恐怖の体験をする。ベンと仲間の6人は、井戸のある古びた屋敷に忍び込むが、ピエロが現れ、彼らはなんとかそとに逃げ出す。帰宅した少女ベバリーは、ピエロに連れ去られてしまう。ベバリーとジョージーを助けるため、ベンは仲間と再び屋敷に侵入。ついに地下の奥深くでピエロをとらえ、6人がかりでピエロを追い込み、ピエロは地下の奥深くへと消える。
ベンたちは27年周期で起きる子供の失踪事件がまた起きるようなら再会しようと誓い合い、別れていくのだった。

少年少女それぞれが、いじめや虐待、差別などのトラウマを持ち、恐怖に打ち克つ心でピエロをやっつける。ホラー版「スタンド・バイ・ミー」と呼ばれる所以だが、恐怖映画としては、今ひとつ怖さには欠ける。やはりいくら恐怖映画でも、子供は殺されないのだ。始めのジョージーの腕が食いちぎられるところはショッキングだが、そのあとはどれだけ怖くてもせいぜい顔をかじられるぐらい。殺される恐怖感が薄いので、ホラーが苦手な人でもなんとか見られるかも知れない。

【5段階評価】3

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2018年2月12日 (月)

(1696) ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝

【監督】ツイ・ハーク
【出演】ジェット・リー、ジョウ・シュン、チェン・クン、グイ・ルンメイ
【制作】2011年、中国、香港

砂漠に眠る秘宝を巡って争う人々を描いたアクション映画。ジェット・リー主演の3D映画。

超絶武術を身につけたけんかっ早い人達が、60年に一度の砂嵐によって現れる黄金の都に眠る財宝を巡った争うお話。

ワイヤーアクションばりばりで、次々と剣術使いが現れるのは楽しい。が、やはり特撮は作り物感がバリバリで、3D作品は特に、テレビで観ると妙に違和感が目立ってしまう。ジェット・リーは好きな俳優だが、作品が全て当たりというわけではないのだった。

【5段階評価】2

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2018年2月11日 (日)

(1695) インデペンデンス・デイ: リサージェンス

【監督】ローランド・エメリッヒ
【出演】リアム・ヘムズワース、ジェフ・ゴールドブラム、マイカ・モンロー、ジェシー・T・ユーシャー
【制作】2016年、アメリカ

地球を侵略するエイリアンと戦う人々を描いたSF作品。「インデペンデンス・デイ」の続編。ていうか、前作はVHS(古い)も持っていて、とっくに観た気になっていたが、まだブログでは取り上げていなかった。こんど観よう。
地球侵略を企てたエイリアンが地球に再来襲。人類は地上戦と敵陣に乗り込む部隊の双方で戦いを繰り広げ、勝利する。

うーん、なんというか大味な作品になってしまった。前作は謎の物体が地球の各地に飛来し、得体の知れない不気味な状態の序盤から、宇宙船からの絶望的な攻撃にさらされる中盤、そこに戦いを挑んでいく終盤、感動的な大統領の演説、と、非常に面白い作品だっただけに、拍子抜けした。本作はなんだか登場人物は豪華なのだが、宇宙人が雑魚キャラになりさがっていて、強大な敵に立ち向かうという感じがしない。敵の戦闘機の数はやたら多いが、主人公側は大して被害を受けないし、敵のマザーエイリアンはスクールバス1台ろくに倒せないし、そもそもなんでスクールバスを目の敵にするのかもよく分からないのだった。

【5段階評価】2

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2018年2月 9日 (金)

DARK SOUL III のゲームパッドの右スティックのカメラが反転(リバース)しない件

X-BOX用の純正コントローラ(Microsoft社)を買ったので、やってなかったDARK SOUL IIIを起動してみた。ところが、コントローラが反応しない。落ち着け。ネットを調べると、何やら追加でインストールしろ的なものを見つけたが、なんだか古そうなので、従うのはやめ、まずはSteamを起動。右上にコントローラのアイコンがあるのでクリック。すると全画面状態になるので、さらに右上にある歯車型の「設定」ボタンをクリック。
メニューの中の「コントローラ」のカテゴリにある「コントローラ設定」を選択。ここの「Xbox設定サポート」をクリックする。これでDARK SOUL IIIを再起動。するとコントローラが反応するようになった。
さて、それでゲームを開始する。すると今度は、カメラを動かす右スティックの反応が、自分の好みの向きとは逆になっている。OK、OK。こういうときは設定のカメラ設定をリバースにするかノーマルにするか、とにかく逆にすればいいだけ。(≡)ボタンを押してシステムメニューを表示し、カメラオプションへ。ここの「カメラ操作 左右」と「カメラ操作 上下」が「ノーマル」になっているので「リバース」にする。・・・ところが、何も変わらない。というか、そのほかの「カメラ速度」なんかも全く反応していない。どういうことだ・・・。
ここで右スティックをいじると、なぜかマウスカーソルが動き出す。もしや・・・。入力機器設定に行くと、マウス操作のオプションがある。試しにこれを逆にしてみる。すると・・・。ちゃんと反転した!
どうやら、DARK SOUL IIIで純正コントローラを使うときは、右スティックがマウスと認識されているようだった。ほんまかいな。

この記事が、コントローラの設定がうまく行っていない人の役に立つことを願っております。

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2018年2月 8日 (木)

(1694) アイアムアヒーロー

【監督】佐藤信介
【出演】大泉洋、長澤まさみ、有村架純、徳井優、吉沢悠、片瀬那奈、塚地武雅
【制作】2016年、日本

花沢健吾原作漫画の映画化作品。ウィルスにより凶暴化したゾンビから仲間を守る男の活躍を描いた作品。

芽の出ない漫画家の鈴木英雄(大泉洋)は、彼女の徹子(片瀬那奈)から愛想を尽かされるが、彼女からお詫びの電話が入り、会いに行く。ところが徹子はウィルスによりゾンビ化しており、英雄に襲いかかる。なんとか退けた英雄は職場に行くが、仲間はみんなゾンビ化していた。パニック状態になっている町から、助けを求められた女子高生の比呂美(有村架純)とタクシーで逃げる英雄だったが、同乗した男(風間トオル)も感染しており、運転手が噛まれてしまい、タクシーは横転。無事だった英雄と比呂美は神社で一夜を過ごすが、翌朝、英雄は比呂美も感染していることに気づく。比呂美にゾンビの症状が現れ、仕方なく英雄は逃げ出すが、山中でゾンビに襲われる。もはや絶体絶命というとき、ゾンビから英雄を救ったのは、比呂美だった。彼女は感染し、右目は感染者特有の血走った目になりながらも、英雄には襲いかからず、大人しく英雄に付いてくる。
英雄はウィルスが死ぬという噂の富士山を目指し、アウトレットモールにたどり着く。そこにもゾンビがいたが、彼を武装した女性(長澤まさみ)が救う。彼女は藪と呼ばれている看護師だった。モール内にも大量のゾンビがいたが、生き残った人々は屋上で生活していた。しかし、食料が底をついたため、食料庫を目指すことにする。無事に食料庫にたどり着いた英雄達だったが、ゾンビがそこに集まってしまう。次々と仲間が犠牲となり、藪と比呂美、そして英雄だけが生き残る。英雄は命綱の散弾銃を撃ち続け、ゾンビを全滅させる。3人は車でアウトレットモールを後にするのだった。

有村架純と長澤まさみという、当時をときめく2大女性アイドルが共演する夢のような作品。有村架純は早々に感染し、ほぼぼーっとしているだけの役どころではあるのだが、守ってあげたい可愛らしさを存分に発揮している。ZQN(ゾキュン)と呼ばれる大量のゾンビを英雄が倒していくシーンは、地上波放送できるとは思えないつくり。いわばB級ホラーののりだが、今回は「music.jp」の無料分で視聴した。原作も好きで全巻持っているが、満足できるできばえだった。

【5段階評価】5

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2018年2月 7日 (水)

(1693) ヘルタースケルター

【監督】蜷川実花
【出演】沢尻エリカ、大森南朋、桃井かおり、寺島しのぶ、新井浩文、水原希子、綾野剛
【制作】2012年、日本

岡崎京子原作の漫画の映画化作品。沢尻エリカのいわゆる体当たり演技が観られる。

カリスマモデルのりりこ(沢尻エリカ)は、母親(桃井かおり)のプロデュースのもとで、整形を繰り返して美貌を手に入れるが、副作用から皮膚の衰えと幻覚に悩まされるようになる。若くて生まれながらの美貌を持つ後輩モデルの吉川こずえ(水原希子)にライバル心をたぎらせ、マネージャーの羽田みちこ(寺島しのぶ)には時に優しく、時に八つ当たりするというムラのある対応を見せ、あるとき彼女の彼氏(綾野剛)を彼女の目の前で寝取ってしまう。
臓器売買の事件を追う検事の麻田(大森南朋)は、容疑のかかる整形病院に通うりりこから事情を聞き出そうとするが、りりこはしらを切る。麻田は捜査情報をリークし、マスコミがりりこのもとに殺到。記者会見の場で、りりこは右目をメスで突くという衝撃的な事件を起こす。
りりこの復刻写真集が発売されることになった頃、売れっ子になったこずえは、メイクの沢鍋(新井浩文)の紹介で怪しげな店に入る。その店員は羽田だった。こずえは誘われるように店の奥に行く。そこには眼帯をしたりりこがいた。ゆっくり振り返ったりりこは、こずえに不敵な笑みを見せるのだった。

序盤からいきなり沢尻エリカのヌード。窪塚洋介とのからみも割と濃厚。これだけしているのに、あまり話題にならなかった気がする。作品は2時間あってちょっと長いなと感じるのだが、蜷川実花監督らしい色彩が魅力的で、映像は丁寧に作られていた。沢尻エリカは当時、記者会見での超塩対応でやや干されていた時期だっただけに、迫真の演技には素直に拍手を送りたくなった。斎藤工がちょい役で出ている。

【5段階評価】3

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2018年2月 6日 (火)

(1692) フューリー

【監督】デビッド・エアー
【出演】ブラッド・ピット、ローガン・ラーマン、シャイア・ラブーフ
【制作】2014年、アメリカ、イギリス

第二次世界大戦で死闘を繰り広げる戦車兵を描いた作品。

戦車を指揮する米兵のウォーダディー(ブラッド・ピット)のもとに、戦闘経験のないノーマン(ローガン・ラーマン)が着任。ウォーダディーは敵兵を撃つのをためらうノーマンに、背後から捕虜になったドイツ兵を撃たせ、戦争の厳しさをたたき込む。ドイツ軍に支配された町を開放したウォーダディーは、ノーマンを連れて民家に入る。そこにいた若いエマ(アリシア・フォン・リットベルク)とノーマンはつかの間の愛をはぐくむが、ドイツ軍の空襲に遭い、エマは命を落とす。ウォーダディーは、前線の十字路を確保する任務に向かうが、地雷を踏んで戦車は身動きがとれなくなる。そこにドイツの歩兵団が近づいてくる。逃げようとする仲間に、ウォーダディーは戦車に残って戦闘することを指示。始めは嫌がる隊員も、ノーマンが残るのを見てともに戦うことを決意。しかし、和に勝るドイツ軍に追い詰められ、ついに司令室に手榴弾が放り込まれる。ウォーダディーは、ノーマンに下の脱出口から逃げるよう指示し、自らは爆死する。戦車の下で一命を取り留めたノーマンはやがて味方の軍隊に救出されるのだった。

先頭のシーンはそれなりに迫力があるのだが、クライマックスは動けなくなった戦車一台での奮戦。ちょっとこじんまりしてしまった。「プライベート・ライアン」も、序盤のノルマンディ上陸は置いておいて、その先の作戦は実はこじんまりしているので、内容としては似ているのだが、どうも無謀な戦いをする必然性もあまり感じられず、今ひとつ、大作を観たという感想を持てない作品だった。

【5段階評価】3

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2018年2月 3日 (土)

(1691) マッドマックス 怒りのデス・ロード

【監督】ジョージ・ミラー
【出演】トム・ハーディ、シャーリーズ・セロン、ニコラス・ホルト、ヒュー・キース・バーン
【制作】2015年、オーストラリア、アメリカ

核戦争後の荒廃した時代を生きる人々の抗争を描いた作品。世紀末の荒野で改造車が跋扈する独特の世界観が魅力的な作品。

核戦争で荒廃した世界の中、元警官のマックス(トム・ハーディ)は、砂漠一帯を支配する一派に捕らえられ、「血液袋」として輸血用の血を採られるはめになる。一派の幹部、フュリオサ(シャーリーズ・セロン)は、支配者のイモータン・ジョー(ヒュー・キース・バーン)の子を産まされるために幽閉されていた女達を連れて逃走を企てる。
ジョーに忠誠を誓うニュークス(ニコラス・ホルト)は、輸血用のマックスを車にくくりつけてフュリオサの追撃部隊に参加。フュリオサは乗っているタンクローリーで砂嵐の中に突っ込み、追撃を逃れる。マックスの乗っていた車も大破するが、拘束が解け、鎖でニュークスとつながったまま、休憩中のフュリオサに追いつく。二人は協力して「緑の地」を目指す。
しかし、ジョーの部隊のさらなる追撃により、女性の一人が命を落とす。なんとか目的地にたどり着いたフュリオサだったが、そこの緑はすでに失われていた。マックスは、地下水が豊かで緑もある、ジョーの砦を目指すよう助言。フュリオサはジョーを倒し、砦に戻る。砦の人々はジョーの圧政から解放してくれたフュリオサをたたえる。民衆の歓喜の中から、マックスは静かに立ち去るのだった。

とにかくカーチェイスシーンが売りの作品。個性的な改造車も世紀末の世界観を表現していて楽しい。ただ、ストーリーは今ひとつ盛り上がりに欠けていた。

【5段階評価】3

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2018年2月 1日 (木)

(1690) ハクソー・リッジ

【監督】メル・ギブソン
【出演】アンドリュー・ガーフィールド、サム・ワーシントン、テリーサ・パーマー
【制作】2016年、アメリカ、オーストラリア

第二次世界大戦で、武器を持つことを拒否して沖縄戦で衛生兵として活躍した兵士を描いた作品。実話に基づいている。

両親と兄と4人で暮らすデズモンド・ドス(アンドリュー・ガーフィールド)は、病院で看護師のドロシー・シュッテ(テリーサ・パーマー)に一目惚れ。恋を育みながらも、兵役に志願する。しかし、彼は親から人を殺すのは最大の罪だ、と教わっており、訓練中にライフルを持つことを拒否。上官の命令に背いたということで軍事裁判にかけられる。デズモンドの父親のトム(ヒューゴ・ウィービング)は、元上官だった戦争軍務司令官マスグローブ准将から、武器を持つことを拒否する権利は認められるという文書を手に入れ、裁判に提出。デズモンドは衛生兵として出征することになる。
赴任地は沖縄だった。ハクソー・リッジと呼ばれる断崖で、米兵は日本軍の決死の抵抗に苦戦。戦艦からの砲撃後に崖の上に登るも、日本軍の反撃に遭い、撤退を余儀なくされる。負傷した米兵が多数取り残される中、デズモンドは単身、息のある兵士を探してはロープを使って崖の下のキャンプに負傷兵を降ろす。その中には二人の日本人も含まれていた。
態勢を立て直した米軍は再度、崖を登るが、デズモンドは負傷してしまい、帰国する。そして彼は良心的兵役拒否者では初めて名誉勲章を授かるのだった。

肉弾戦のシーンは、「プライベート・ライアン」には及ばないと思ったが、「硫黄島からの手紙」と並ぶ迫力。攻撃をしない衛生兵が主役ということで、戦闘シーンはあまり面白くないのかと思いきや、戦争の迫力と残酷さを十分に描写してから、一人、また一人、と負傷兵を救出し続けるシーンを描くことで、負傷した兵士達をなんとか救いたいという感情移入をしながら、デズモンドの救出劇がいかに無謀で命がけであるかをうまく物語っていた。

【5段階評価】5

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