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2018年1月26日 (金)

(1684) 君の膵臓をたべたい

【監督】月川翔
【出演】浜辺美波、北村匠海、小栗旬、北川景子、大友花恋
【制作】2017年、日本

住野よる原作小説の実写映画化作品。原作は、衝撃的なタイトルと、そこからは想像の付かない内容が話題となった。今回は自動録画ではなく、携帯を買い換えたときの無料期間中の「music.jp」で視聴した。

高校教師の志賀春樹(小栗旬)は、退職するか悩んでいた。図書館の蔵書を整理しながら、彼は高校の頃を思い出す。本が好きだった春樹(北村匠海)は、ある日、病院で「共病文庫」と手書きで書かれた本を拾う。それは、クラスの人気者、山内桜良(浜辺美波)の書いている本だった。彼女はあっけらかんとした表情で、膵臓の病気で自分はもうすぐ死ぬんだ、と告げる。桜良は半ば強引に春樹に接近。図書委員同士となった二人は、一緒にスイーツの店に行き、同級生から冷やかされ、桜良の親友の恭子(大友花恋)は春樹を毛嫌いする。
二人は一緒に泊まりの博多旅行に出かけたり、親のいない桜良の家で二人きりになったりするが、桜良が春樹をハグする以上の接近はなかった。桜良は春樹に、自分が死んだら膵臓を食べてもいい、人に食べてもらえばその人の中で生き続けるから、と話す。
やがて桜良は検査入院のまま、入院が長引く。そして退院の日がやってくるが、それはもはや余命が幾ばくもないことの証だった。二人は再び旅行に行くことにする。待ち合わせ場所で、春樹は桜良にメールをしようとするが、うまい言葉が浮かばず、「君の膵臓をたべたい」とだけ書く。そして、桜良は来なかった。あろうことか、彼女は病気ではなく、町に出没していた通り魔に殺されてしまったのだった。桜良が病気で亡くなるまでは生きていると思い込んでいたことを、春樹は後悔し、桜良の母親の前で号泣する。
教師になった春樹は、図書室でとある図書カードを見つける。それは、春樹が桜良に借りていた「星の王子さま」の裏表紙に書かれていた落書きと同じものだった。春樹は、桜良が隠したメッセージだと気づき、その図書カードの本を探す。それは「星の王子さま」だった。春樹はそこに、桜良からの手紙を見つける。その一通は、恭子あてのものだった。その日は恭子の結婚式の日。桜良は式場に駆けつけ、ウェディングドレスを来たばかりの恭子にそれを渡す。それは言わば、桜良から恭子に宛てた遺書だった。そこには、病気のことを黙っていたことの詫びと、恭子の幸せを願う言葉、そして、春樹と友達になってあげてほしいという願いが書かれていた。恭子は手紙を読んで涙する。そして春樹宛の手紙には、桜良が春樹になりたいと思っていたこと、そして最後に「君の膵臓をたべたい」と書かれていた。春樹は退職願を破り、教師として生きていくことを決めるのだった。

ストーリー自体は、やや何このエロゲ的な展開だが、山内桜良役の浜辺美波のかわいさが際立った作品。「世田谷区、39丁目」の時から非凡な容貌が光っていた。まだ当たり役に出会っていない感があるが、きっとブレイクするだろう。
後半は結構泣けたが、思ったほど「君の膵臓をたべたい」の意味がピンとこないまま終わったのはちょっと残念だった。もっと推理小説のなぞ解きのようなカタルシスを期待していた。

【5段階評価】4

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