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2018年1月19日 (金)

(1681) 呪怨2

【監督】清水崇
【出演】酒井法子、新山千春、山本恵美、葛山信吾、堀江慶、斉藤歩
【制作】2003年、日本

強い怨念を持った女性の呪いの恐怖を描いた作品。「呪怨」の続編。

ホラークイーンの異名を持つ女優、原瀬京子(酒井法子)は、婚約者の石倉将志(斉藤歩)の運転する車に乗っていた。京子は妊娠しており、事務所への報告のタイミングを伺っていた。二人が車中で話していると、車に衝撃が走る。車を止めた石倉は、猫を轢いたのを確認。そのまま走り去ろうとする。京子が車のドアを開けて後ろを向くと、なぜか真っ白な子供の足が見えた。しばらく車を走らせていると、京子は石倉の足下にハンドルを握りしめる少年(尾関優哉)を見つける。石倉もそれに気づき、ハンドルを切ろうとするがハンドルは動かず、車は車道を外れ、事故を起こす。石倉は頭から流血して意識がなく、京子はお腹から流れ出た血が足を伝っていることに気づき、悲鳴を上げる。二人は病院に運ばれる。京子は腕を骨折して流産してしまい、石倉は意識不明となる。石倉の病室を訪れた京子は、突然現れた少年に腹を触られる。
家に帰った京子を母親の亜紀(水木薫)は慰める。しかし、家に少年の気配がし、亜紀は急死してしまう。流産していたはずの子供は、なぜか腹の中で順調に育っていた。
テレビのホラー系の番組のレポーターをしていた朋香(新山千春)は、壁からドンドンという音が聞こえることに悩み、恋人の典孝(堀江慶)に相談するが、原因は分からない。典孝は再び朋香の家を訪ねる。典孝が上がり込むと、部屋の中にいたはずの朋香がいない。すると典孝の背後の天井から黒い髪が伸びてくる。気づいた典孝は悲鳴を上げる。
やがて朋香も家に帰る。部屋に入ると、中には黒髪で首を吊られた典孝がおり、天井にはびっしりと黒い髪が張り付いていた。やがて典孝の体が激しく左右に揺れ始める。青白い顔の少年がブランコでも押すように典孝の体を揺らしていたのだ。やがて朋香の首にも黒髪が巻き付き、二人はともに部屋の中でぶらぶらと揺れる。
朋香と京子の出演する番組のヘアメイク担当の恵(山本恵美)は、ロケを終え、楽屋に戻り、かつらの手入れをしていた。ふと背後に気配を感じ、振り向くと、なぜか一つのかつらが床に落ちる。恵は試着室の畳の上に、番組で取り上げた呪われた家にあったのとおなじ大きなシミがあるのを見つける。手に持っていたかつらが動いた気がして、恵は思わずかつらを取り落とす。するとかつらは、意志を持ったかのように恵ににじり寄り始める。恵は恐怖のあまり絶叫するが、そのかつらはついに、呪われた家で殺された伽椰子(藤貴子)の姿となり、恵は襲われてしまう。
番組ディレクターの圭介(葛山信吾)は、京子を家まで車で送る。なぜか京子の家に、行方不明になった恵の姿があり、彼女は無言で京子の家に入って行く。二人は家の中に入る。圭介が仏壇の部屋に入ると、奥から恵が現れ、伽椰子のノートを渡して姿を消す。
圭介は職場でノートのコピーをとる。すると、突然コピー機が勝手に動き出し、真っ黒な紙を吐き出し始める。その黒い紙の中に、次第に伽椰子の輪郭が浮かび上がる。圭介は慌ててコピー機を止め、その場を後にする。
伽椰子のノートが気になった京子は、再び呪われた家に行く。そこでは女子高生の千春(市川由衣)が伽椰子におびえて玄関のドアを開けようとしていた。京子は四つん這いになった伽椰子ににらまれ、卒倒する。そこに圭介も到着。玄関には、千春の友人の宏美(黒石えりか)がいたが、走り去っていく。圭介は中に入り、倒れている京子を発見。京子は破水しており、出産となる。やがて赤ん坊の泣き声が聞こえるが、医師や看護師は何かにおびえ、おののきながら死んでしまう。異常な雰囲気に気づいた圭介が中に入ると、京子の足の間から、ゆっくりと伽椰子が現れ、腰を抜かした圭介に襲いかかる。
時が経ち、京子は幼い娘と手をつないで歩道橋を渡っていた。すれ違った少年が二人を見ていると、少女は突然、京子を階段の上から突き飛ばす。怖くなった少年はその場を走り去る。頭から血を流した京子は、なぜか微笑むように少女に手を伸ばすと、そのまま息絶える。町ゆく人が倒れている京子に気づく中、少女は伽椰子のノートを持ち、町の中に消えていくのだった。

本作も前作同様、サッカーボールがチープな特撮で俊雄の生首になったり、笑っちゃうようなシーンもありはするのだが、やはり怖い。見直す気になれない作品は、いい作品と言えるのかよく分からないが、間違いなく画面の向こうからこちらの実生活に影響を及ぼす印象的な作品だった。夜中のトイレは廊下の明かりを付けるのがデフォルトになったからな。

【5段階評価】3

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