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2018年1月11日 (木)

(1673) ザ・ウォーカー

【監督】アルバート・ヒューズ、アレン・ヒューズ
【出演】デンゼル・ワシントン、ゲイリー・オールドマン、ミラ・クニス
【制作】2010年、アメリカ

世紀末の世界で、一冊の本を巡って戦いを繰り広げる人々を描いた作品。

荒廃した世界で一人の男(デンゼル・ワシントン)が一冊の本を携えて西を目指している。男に複数の盗賊が挑むが、彼はマチェットで男達をあっという間になぎ倒す。
男は町に着く。町を支配するビリー・カーネギー(ゲイリー・オールドマン)はとある本を探していた。カーネギーは、男の戦いの腕前を見込んで、男にソラーラ(ミラ・クニス)をあてがうが、男は興味を示さない。カーネギーは、ソラーラの話から、その男が本を持っていることに気づく。本とは聖書だった。カーネギーは手下を使って男から聖書を奪おうとするが、男の反撃に遭い、男は無事に町を出る。ソラーラは男と行動をともにする。やがて二人は、一軒の家にたどり着く。そこには人肉を食って生き延びている老夫婦が住んでいた。そこにカーネギーの一団がやってくる。男とソラーラは、老夫婦とともに応戦するが、老夫婦は死亡。聖書は奪われ、男はカーネギーに腹を撃たれて倒れる。ソラーラは、カーネギーに捕らえられてしまうが、彼女は乗せられた車の運転手の首を絞めて車を横転させ、車を奪って逃走。ガソリンを十分に積んでいなかったカーネギーは、ソラーラを諦めて町に戻る。
ソラーラは、瀕死の状態になりながらも西に向かって歩き続ける男を発見。ともに西を目指す。西にあるアルカトラズは、今や印刷機と焼け残った本の残された地となっていた。この世界では、聖書は全て焼かれており、男の持っていた聖書は貴重な存在だった。
聖書を奪ったカーネギーは、錠で守られた本を開く。しかし、それは点字で書かれた聖書だった。点字を読むすべのないカーネギーは悶絶する。
一方、聖書を奪われた男は、聖書の内容を全て暗記していた。聖書の内容をアルカトラズの司書に口頭で伝え、男は息絶える。男の持っていたマチェットはソラーラが受け継ぎ、彼女は再び町を目指すのだった。

世紀末の世界観は、「マッドマックス2」とも似ていたが、映像はよくできていた。ただ、聖書を巡って殺し合いをするというのは、若干受け入れがたい設定。キリスト教になじんでいる西洋人ならではのシナリオなのかもしれない。
ソラーラの盲目の母親、クローディアを演じているのは、「フラッシュダンス」の主役を演じたジェニファー・ビールス。また、荒野の一軒家でカーネギー相手に応戦する老人を演じているのは、「ハリー・ポッター」シリーズでダンブルドア校長を演じているマイケル・ガンボン。けっこう名優が登場している作品だが、日本ではあまり注目されなかったようだ。

【5段階評価】3

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