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2017年12月26日 (火)

(1659) 陽炎

【監督】五社英雄
【出演】樋口可南子、仲代達矢、本木雅弘、荻野目慶子、竹中直人、高品格
【制作】1991年、日本

博打の女胴師の運命を描いた任侠映画。

幼い頃、ばくち打ちの父親を青い阿修羅の入れ墨の男に殺されたおりん(樋口可南子)。その後、手本引きの胴師となり、故郷の熊本に戻る。かつておりんが世話になった八雲は、岩船一家に乗っ取られ、弟の市太郎(本木雅弘)は一家から追われる身となっていた。
おりんは八雲に挨拶に出向くが、女主人の千代春(かたせ梨乃)は冷たくあしらう。そこにおりんを知る安五郎(竹中直人)が現れ、おりんを屋敷の中に招く。安五郎は事情を知り、市太郎をかくまう。市太郎を好いていた小芳(荻野目慶子)は安五郎の導きで密かに市太郎と逢うが、岩船一家に見つかり、かばった安五郎は刺し殺される。
おりんは博打の胴を張ることになる。岩船一家の代理を務めるのは、父の敵、常次郎(仲代達矢)だった。おりんの親のとき、常次郎は大稼ぎをし、おりんの側につく難波政組は慌てるが、常次郎は祭りの出店の陰からおりんに声をかけ、肩の力を抜けと助言。続く常次郎の親のとき、おりんは一点張りの大勝負を賭け、見事に勝利する。岩船一家の岩蔵(白竜)はおりんの殺害を指示。市太郎と小芳は、千代春に騙され、岩船一家に殺される。おりんはダイナマイトを持って八雲に殴り込みをかける。常次郎が味方に付き、岩蔵に復讐を果たすが、常次郎は帰らぬ人となる。おりんは、死んでほしくない者ほど早く死に、どうでもいい人間が生き残る世に恨み言を言うのだった。

鬼龍院花子の生涯」(1982)や「陽暉楼」(1983)、「吉原炎上」(1987)、「肉体の門」(1988)など、古き良き時代を彩る、女性が主人公の任侠映画を得意としている五社英雄監督の代表作の一つ。本作も神山繁やら丹波哲郎やら岩下志麻やら緒形拳やら、大物俳優が大勢出演。台詞回しは若干クサいが、映画らしいと言えば映画らしい。ラストの乱闘シーンで、千代春に斬りかかった君勇(清水ひとみ)が取っ組み合いになって、最後どうなったのかが分からなかった。荻野目慶子は本木雅弘と濡れ場を演じておっぱいちょい見せ。一方、いつも脱ぎっぷりのいいかたせ梨乃には濡れ場はない。

【5段階評価】4

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