(1633) ロマンシング・アドベンチャー/キング・ソロモンの秘宝
【監督】J・リー・トンプソン
【出演】リチャード・チェンバレン、シャロン・ストーン、ジョン・リス=デイビス
【制作】1985年、アメリカ
ソロモンの秘宝を追う探検家と、行方不明の父を探す美女の冒険を描いたアクション映画。
考古学者を父に持つ美女、ジェシー(シャロン・ストーン)は、助手の探検家、アラン・クォーターメイン(リチャード・チェンバレン)を連れて、ドイツ軍に捕らえられた父親の救出に向かう。アランとジェシーは、相棒のウンボポ(ケン・ガンブ)とともに、父親の乗せられた列車に潜入。しかし、逆にジェシーが敵に捕らえられてしまい、ジェシーの父はソロモンの秘宝のありかを吐いてしまう。アランとウンボポの活躍で、敵の商人ドガティー(ジョン・リス=デイビス)とドイツ軍のボックナー大佐(ハーバート・ロム)を退けた一行は、父親をウンボポに預け、アランとジェシーが父親の代わりにソロモンの洞窟を探しに行く。
ドイツ軍の基地で飛行機を奪い、未開の種族に捕らえられて釜ゆでにされそうになりながら、冒険を続けるうち、二人は互いを愛するようになる。木から逆さづりになって暮らす一族に助けてもらいながら、二人は大きな部族の集落に到着。二人は捕らえられ、アランはワニの池に落とされそうになる。そこにウンボポが現れる。彼は一族の長だった。そこにドガティーとボックナー大佐の一団も現れ、大乱闘になる。アランとウンボポはソロモンの洞窟を発見。女酋長に捕らえられたジェシーを救出する。三人は洞窟の奥にたどり着く。そこに女酋長が現れ、ウンボポはそれを追う。アランとジェシーは宝の眠る部屋を発見するが、女酋長が罠を発動。部屋の天井が下がり、部屋が水で満たされ始める。もはやここまでか、というとき、大爆発が起きる。ボックナー大佐が中に入ろうとダイナマイトを爆発させたのだ。間一髪でアランとジェシーは部屋から脱出。ボックナー大佐は大量のお宝にほくそ笑むが、そこにドガティーが現れ、大佐を脅して宝石を飲み込ませ、宝を持ち去ろうとする。女酋長が洞窟の中の溶岩に身投げをしたことで洞窟が崩壊し始める。ボックナーやドガティーの妨害に遭いながらも、三人はなんとか洞窟を脱出。ボックナーとドガティーは洞窟の中で命を落とす。ウンボポに見送られ、アランとジェシーは一族の集落を後にする。こっそり持ち出した大きなダイヤを手にし、二人は熱いキスを交わすのだった。
本作の1年前に公開された「インディ・ジョーンズ 魔宮の伝説」を丸パクリしたような作品。こちらもハラハラドキドキのシーンが連続するノンストップ・コメディ・アドベンチャーという作りだが、全体的にB級感の漂う作品だった。
【5段階評価】3
| 固定リンク
コメント