(1606) ミニオンズ
【監督】ピエール・コフィン、カイル・バルダ
【出演】サンドラ・ブロック(声)、ピエール・コフィン(声)
【制作】2015年、アメリカ
「怪盗グルーの月泥棒」シリーズに登場するキャラクター、ミニオンズが活躍する作品。
海の生物だったミニオンズ(ピエール・コフィン)が、陸地に上がり、最強のボスを求めて世界を回る。しかしなかなか見つからず、雪山で自堕落な生活を送る羽目になる。ミニオンズの一人、ケビンは、スチュアートとボブを連れて旅に出る。女盗賊のスカーレット・オーバーキル(サンドラ・ブロック)の子分になった3匹は、スカーレットの指示により、エリザベス女王(ジェニファー・ソーンダース)の王冠を盗みに行く。警官に追われたボブが、岩に刺さった伝説の剣、エクスカリバーを抜いたことから、女王から王位を継承することになり、王冠もボブ自身のものになる。自分がイギリスを支配したかったスカーレットは、それを知って激怒。ミニオンズは王位をスカーレットに譲ることにする。スカーレットは感謝するふりをして3匹を地下の拷問室に閉じ込める。3人は水路から脱出。スカーレットは戴冠式を邪魔され、3匹を追い回す。必死で逃げる3匹に、仲間の大量のミニオンが合流。王冠は無事に女王のもとに戻る。ケビンは女王にナイトの称号をもらうが、そこにスカーレットが現れ、王冠を盗み出す。そのスカーレットを凍りづけにして王冠を盗み取ったのは、少年のグルー(スティーブ・カレル)だった。ミニオンズはグルーに付いていくことに決めるのだった。
ミニオンズをかわいいと思うか思わないかが、本作を面白いと思うかどうかの重要なポイント。自由気ままなミニオンは、誰かに恩義を感じるわけでも、正義感に燃えるわけでもなく、ただただ自分勝手に走り回り、逃げ回る。そこに感情の揺さぶりはなく、ただただミニオンという生き物が動き回るので、ミニオンが大好きで動き回るミニオンが観たいと思えないと、この作品は退屈極まりない。ミニオンがさほど好きではない自分にとっては、残念ながら退屈な作品だった。
【5段階評価】2
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