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2017年9月28日 (木)

(1605) くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ

【監督】バンジャマン・レネール、ステファン・オビエ、ヴァンサン・パタール
【出演】ランベール・ウィルソン(声)、ポーリン・ブルナー(声)
【制作】2012年、フランス

ベルギーの絵本作家、ガブリエル・バンサン原作の「くまのアーネストおじさん」の映画化作品。

くまが地上、ネズミが地下で暮らす世界。くまはこわいと教えられてきたネズミの少女、セレスティーヌ(ポーリン・ブルナー)は、町でお腹をすかせたくま、アーネスト(ランベール・ウィルソン)に出会う。アーネストはセレスティーヌを食べようとするが、セレスティーヌは自分を食べたら病気になると言い、近くにあったお菓子屋の地下階の倉庫を勧める。セレスティーヌはネズミの町に戻る。セレスティーヌは歯医者になることを義務づけられており、くまの歯を50本取ってくることを命じられる。
お菓子屋でたらふくお菓子を食べたアーネストは店主に見つかり、警察に逮捕されてしまう。その護送中の車の中にセレスティーヌが現れ、アーネストを逃がす。セレスティーヌはアーネストとともに夜中の差し歯屋さんに行き、大量の歯を盗んで町に戻る。
セレスティーヌは大量の歯を持ち帰ったことではじめは祝福されるが、アーネストを町に呼び込んだため、町を追われる羽目になってしまう。アーネストとセレスティーヌは二人でアーネストの家に戻り、二人で仲よく共同生活を始める。
しかし、その家が警察に見つかってしまい、アーネストはネズミの、そしてセレスティーヌなくまの世界でそれぞれ裁判にかけられる。裁判官は、二人が実は何の被害も生み出していないことに気づき、二人を無罪放免とする。二人は仲良く暮らしましたとさ。

水彩画調の穏やかな作風のアニメ。アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた作品だが、やや退屈な作りだった。画風はいいとしても、やはりアニメである以上、動きに新鮮さがほしい。その観点では特筆すべきところを見いだせなかった。

【5段階評価】2

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