(1587) パットン大戦車軍団
【監督】フランクリン・J・シャフナー
【出演】ジョージ・C・スコット、カール・マルデン、マイケル・ベイツ
【制作】1970年、アメリカ
アメリカの猛将、パットン将軍の戦歴を描いた作品。北アフリカ、シチリア、アルデンヌでの戦いを描いている。第43回アカデミー賞作品賞受賞作品。
第二次世界大戦の米軍のパットン将軍(ジョージ・C・スコット)は、攻撃的な性格。北アフリカ戦線の指揮官となった彼は、精神的に戦意を喪失した兵士を臆病者呼ばわりし、軍の規律を厳しく運用。ドイツ軍のロンメル将軍(カール・ミヒャエル・フォーグラー)を強敵と捉え、徹底的にドイツ軍を叩く。
パットン将軍は次にシチリアに向かうが、病院を慰問した際、実際に戦意を喪失した兵士の頭を張り、臆病者呼ばわりする。このことが記事となり、彼は指揮官の座を外されてしまう。囮役のような扱いを受けるパットンだったが、アルデンヌでは雪中行軍を強行し、再び勝利を得る。ところが、ロシアを敵視する性格で、再び指揮官の座を降りる。仲間から食事に誘われたパットンは素直にそれに感謝すると、愛犬を連れ、散歩に出かけるのだった。
戦車戦の映像が豊富で、軍用車両や戦闘機も数多く登場するので、ミリタリーマニアには面白い映画だろう。戦争に興味のない人にとっては、あまりドラマ性がないので、退屈な作品だった。評価2にしようかとも思ったが、戦闘シーンの迫力はかなりあったので、評価は3。
【5段階評価】3
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