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2017年9月 1日 (金)

(1579) ファミリービジネス

【監督】シドニー・ルメット
【出演】ショーン・コネリー、ダスティン・ホフマン、マシュー・ブロデリック
【制作】1989年、アメリカ

親子三代で泥棒をしかけた三人の運命を描いた作品。

精肉業を営むビトー(ダスティン・ホフマン)には大切に育てた一人息子のアダム(マシュー・ブロデリック)がいた。アダムは奨学金を得て大学に通っていたが、彼は祖父のジェシー(ショーン・コネリー)の盗み家業の武勇伝に憧れていた。アダムは、研究所の試験管とノートを盗めば研究者から100万ドルをもらえるという話をジェシーに相談。二人はビトーに手を組もうともちかける。子供の頃から父親のジェシーに泥棒の片棒担ぎをさせられていたビトーは猛反対するが、アダムの決意は変わらず、とうとうビトーは協力することを決める。
三人で研究所に忍び込み、試験管とノートを手に入れるが、アダムだけが逃げ遅れ、警察に捕まってしまう。
ビトーとジェシーは弁護士に相談するが、アダムは共犯者の名前を黙秘していて心証が悪く、懲役15年になるだろうと言われる。ビトーは悩んだあげく自首し、ジェシーも逮捕される。
裁判で、アダムとビトーは執行猶予がつくが、ジェシーは懲役15年の実刑となる。アダムはビトーを恨み、ジェシーの面会に毎月行くが、ジェシーは衰弱し、獄死する。
わだかまりの残るアダムとビトーだったが、家族の集まりでようやく和解。ジェシーを見送る集会に参加した二人は、一緒に遺灰を撒くのだった。

アダムが話を聞きつけ、盗んだ試験管の中身は、貴重なサンプルではなく、ただの水道水。研究開発の遅れに悩んだ研究者が、盗難事故で時間稼ぎをしようとしていたのだった。ジェシーは研究者のチュウ(B・D・ウォン)を脅してその事実を聞き出すが、どうやらアダムにそのことを伝えなかったようだ。そのため、判決の際、ジェシーは貴重な研究開発を遅らせたことも重罪の理由にされてしまう。アダムの知ることのない、ジェシーの男気を心憎く演出している。息子の本質を信じず、危ないことには近づけないようにするばかりだったビトーとは対照的だった。そんなことを感じさせる作品ではあるが、全体的には大きな笑いも大きな感動もなく、やや平板な作品だった。
それにしても、研究所に忍び込んで試験管とノートを盗むだけのこの犯罪。本当に3人必要だったのか。よく考えるとそうは見えないのだった。

【5段階評価】3

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