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2017年8月 9日 (水)

(1560) ブラック・スワン

【監督】ダーレン・アロノフスキー
【出演】ナタリー・ポートマン、バンサン・カッセル、バーバラ・ハーシー、ミラ・クニス
【制作】2010年、アメリカ

白鳥の湖の主役に抜擢されたバレリーナの苦悩を描いた作品。

バレリーナのニナ(ナタリー・ポートマン)は、念願の白鳥の湖の主役を射止める。主役は、可憐な白鳥と、王子を誘惑する黒鳥の二役を演じる大役。演出家のトマ(バンサン・カッセル)は、ニナの官能を引き出すため、彼女に口づけや愛撫をしたり、自慰を命じたりする。母親のエリカ(バーバラ・ハーシー)は、ニナを溺愛するがあまり、彼女のために大きなケーキを買ってくるが、ニナがそんなに食べられないと言うとそれを捨てようとしたり、その愛情はときに病的になるのだった。
ニナの前に主役だったベス(ウィノナ・ライダー)はトマの愛情を受けられなくなったことにショックを受け、ニナを恨む。ベスは車の前に飛び出して足の骨を折る重傷を負う。ニナは見舞いに行くが、彼女の足の傷を見てショックを受けて何も言えずに病室を賭けだしてしまう。
ニナの代役、リリー(ミラ・クニス)は、ニナを外に連れ出し、薬を飲ませる。ニナは興奮状態に陥り、家に帰ってリリーと性的な行為に及ぶ。ニナは翌朝の練習に遅刻してしまう。練習場では、代役のリリーがニナのパートを踊っていた。ニナはなぜ起こさなかったんだとリリーを責めるが、リリーはニナの家には行っていないと主張する。
ニナが主役の舞台が初日を迎えるが、ニナは次第に幻想に悩まされるようになり、母親はニナの調子が悪いと関係者に連絡し、ニナを部屋で寝かせようとする。ニナは母親を突き飛ばすようにして部屋を出ると、劇場に向かう。
途中でリフトの落下があったものの、なんとか白鳥のパートを終えたニナは楽屋に戻る。そこには黒鳥の衣装を着たリリーがいた。リリーは自分が黒鳥を踊ると主張。ニナとリリーはつかみ合いの争いに陥り、ニナは気がつくとガラスの破片をリリーに突き刺し、殺害してしまう。
ニナはリリーの死体を隠して黒鳥に着替え、素晴らしい踊りを披露。観客の大絶賛を浴びる。ニナはリリーの死体のある楽屋に戻り、再び白鳥役のメイクに入る。そこにノックの音が鳴る。それは死んだはずのリリーだった。ニナがガラスの破片を刺したのは、リリーではなく、自分自身だった。
ニナは最後の踊りを演じ切る。マットの上に横たわるニナに、トマは駆け寄って彼女の演技を絶賛するが、ニナの腹部にはにじんだ血が広がっていた。ニナの視界には、おぼろげなスポットライトが映るのだった。

バレリーナの苦悩を描いたヒューマンドラマなのかと思ったら、ほとんどホラー映画だった。特殊撮影が要所で使われていて、ニナの精神的な不安を効果的に表現。主人公の背中の傷が大きくなっていったり、鏡の中の自分が勝手な動きをするなど、ゾクッとする映像が印象的だった。
今回観たのはWOWOWの無料放送版で、日本語吹き替えのみの放送だったのはやや残念だった。

【5段階評価】4

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