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2017年7月27日 (木)

(1554) 家族はつらいよ

【監督】山田洋次
【出演】橋爪功、吉行和子、夏川結衣、西村まさ彦、妻夫木聡、蒼井優、風吹ジュン
【制作】2016年、日本

三世代家族に起きる大騒動を描いたコメディドラマ。

口が悪く、少々横暴な性格の平田周造(橋爪功)は、息子夫婦と三世代同居。飲み屋から家に帰ると、妻の富子(吉行和子)が突然、離婚をしたいと周造に告げる。
翌日、周造の娘、成子(中嶋朋子)が家に来て、夫の泰蔵(林家正蔵)が自分に嘘をついて骨董集めをしていたことを知り、離婚をすると嘆き始める。それを聞いた周造は、後からやってきた泰蔵を連れて、なじみのおかみ(風吹ジュン)のいる飲み屋に行き、妻から離婚を言い渡されたという話をする。平田家は大騒動になる。
平田家は家族会議を開催。長男の幸之助(西村雅彦)と妻の史枝(夏川結衣)、成子と泰蔵、そして何も知らない次男の庄太(妻夫木聡)は婚約者の憲子(蒼井優)を連れて会議に参加することになる。
富子は、粗野な性格の周造に耐えるのが嫌になったのだ、と正直な気持ちを明かす。妻の態度に憤慨していた周造は、自分は何も悪くないと主張する。しかし泰蔵から、周造が飲み屋でおかみの手を握って愛をささやいていたという話を聞かされると、ショックで昏倒してしまう。看護師の憲子が的確な指示で救急車を呼び、周造は病院に運び込まれる。
周造の死を覚悟した一家だったが、周造は無事に意識を取り戻す。考えた末、周造は離婚届に判を押し、「お前と一緒になってよかった。そんなふうに思ってるよ。サンキュー。以上! 」と照れを隠すように富子に話す。それを聞いた富子は「今の言葉を聞けたら十分」と言って、離婚届を破る。平田家に平温が訪れるのだった。

東京物語」のキャストをそのまま持ってきたことで有名。一人一人の配役が、決して出しゃばりすぎず、でもそれぞれが個性的な役割を演じていて無駄がなく、最初から最後まで、中だるみすることなく観ることができた。「東京物語」のシリアスな作風から一転、終始コミカルな展開も面白く、監督そして俳優陣の実力を素直に楽しめる作品。

【5段階評価】4

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