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2017年6月26日 (月)

(1530) シェーン

【監督】ジョージ・スティーブンス
【出演】アラン・ラッド、バン・ヘフリン、ジーン・アーサー、ブランドン・デ・ワイルド
【制作】1953年、アメリカ

開拓民一家とともに戦う流れ者のガンマンを描いた作品。ラストシーンの「Shane! Come back!」の台詞が有名。

開拓民のスターレット一家の前に、馬に乗った流れ者が現れる。男の名はシェーン(アラン・ラッド)。開拓民たちは、地元の大地主であるライカー(ジョン・ディークス)一味から、土地を捨てて出て行くよう嫌がらせを受けており、それを知ったシェーンは、スターレット一家に協力することを決める。スターレット一家の主人、ジョー(バン・ヘフリン)とシェーンは意気投合し、ジョーの息子、ジョーイ(ブランドン・デ・ワイルド)はシェーンに憧れの感情を抱く。
ジョーの依頼で町に向かったシェーンは、酒場でライカー一味に絡まれるが、反抗せずに町を出る。開拓者の一人がライカーの嫌がらせに耐えかねて立ち去ると宣言したため、ジョーたちは集会を開き、集団で町に買い出しに出かける。シェーンは再び酒場に足を向けると、今度は絡んできたライカー一味と大げんかを始める。大勢がシェーンに殴りかかるが、ジョーも加担し、けんかは五分と五分になる。ジョーイは大興奮し、ジョーの妻、マリアン(ジーン・アーサー)もシェーンに好感を持つようになる。
ライカーは殺し屋のウィルソン(ジャック・パランス)を雇い、実力行使に出始める。ウィルソンは、開拓者の中で好戦的なトーレー(エレン・コービー)にけんかを売り、銃を先に抜かせて早撃ちでトーレーを殺す。ライカーはジョーに和解の話し合いを持ちかけるがそれは罠だった。ジョーは半ば罠と知りつつも、その場に向かおうとする。シェーンのもとに、かつて殴り合いの決闘をしたライカー一味の男が現れ、自分はライカーと手を切ると言って、ジョーは罠にはまるとシェーンに忠告。シェーンは男と友情の握手を交わすと、ジョーを引き留める。ジョーとシェーンは殴り合いになる。シェーンはジョーを拳銃で殴って昏倒させ、ライカーの待つ酒場に向かう。ジョーイは夜の荒野を走ってシェーンの向かった酒場にたどり着く。
シェーンはウィルソンと決闘となり、ウィルソンが拳銃を抜く間もなく彼を倒すと、続けざまにライカーも倒す。上の階からシェーンを狙う男にジョーイが気づき、シェーンに大声で知らせ、シェーンは振り向きざまに男を倒すが、シェーンも銃弾を食らってしまう。
ジョーイは一緒に家に帰ろうとシェーンに頼むが、シェーンは人を殺したら元の道には戻れないと言って、ジョーイのもとを去る。ジョーイは「シェーン、カムバーーック! 」と叫ぶのだった。

普段は物静かで優しいが、けんかが強くて銃の達人。子供が憧れるヒーローそのままの主人公の活躍はすがすがしい。主人公はやられないというお定まりがあまりなく、酒場のけんかのシーンでは互いに殴ったり殴られたりと、主人公だけが超人的な活躍をするわけではないし、最後も二階から狙う男に撃たれてしまう。それでも屈しない強さがシェーンの魅力になっていた。
また、作品の中には、鹿や牛、豚、犬などの動物が数多く登場する。撮影の面では大変になるに違いないのだが、犬が歩き出すのを追うようにカメラがパンして別の人物を映し出すなど、退屈になりがちな映像にアクセントを持たせていた。
古い映画だが、テンポよく展開し、楽しめる作品。

【5段階評価】4

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