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2017年6月 7日 (水)

(1521) スタア誕生

【監督】ジョージ・キューカー
【出演】ジュディ・ガーランド、ジェームズ・メイソン
【制作】1954年、アメリカ

スター俳優に才能を見いだされた女優の数奇な運命を描いた作品。

しがないバンドの歌い手だったエスター・ブロジェット(ジュディ・ガーランド)は、大物俳優、ノーマン・メイン(ジェームズ・メイソン)にたぐいまれな歌唱力を見初められる。エスターは悩んだ末に、バンドを去り、独り立ちする。ノーマンは彼女をサポートし、二人は結婚。彼女はオスカー主演女優賞を受賞するに至る。ところがもともと酒癖の悪かったノーマンは、エスターがスター街道を駆け上る中、契約を打ち切られて落ちぶれていく。療養所で酒を断つが、競馬場で古い知人に罵倒され、また酒をあおってしまい、警察に逮捕されてしまう。エスターはノーマンを引き取るが、自分がエスターの人生の枷となっていることを自覚したノーマンは、一人で海に入り、帰らぬ人となる。
意気消沈するエスターだったが、友人のダニー(トミー・ヌーナン)から、酒飲みだったノーマンが唯一残したものが君だ、君がそれを捨てたらノーマンの人生は意味のないものになると励まされ、再びステージに立つ決意をする。彼女はステージで、「ノーマン・メイン夫人です」と自己紹介し、再び喝采を浴びるのだった。

オズの魔法使」でドロシーを演じたジュディ・ガーランドが主演。 3時間近い長い作品。
途中で、スチール写真と通常の映像を交互に使う独特の演出があり、回想のような現在進行形のような印象を観る者に与える。ジュディ・ガーランド自身、本作のノーマン・メインのような奇行癖があり、それを知ると感慨も違ってくる。
華やかな印象のあるタイトルとは違って、主役の男女には不可逆的な悲劇が起きる。ハッピーエンドを期待していたのだが、ジュディ・ガーランド本人の短い人生を予言するかのような作品だった。

【5段階評価】2

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