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2017年5月28日 (日)

(1519) 赤ひげ

【監督】黒澤明
【出演】三船敏郎、加山雄三、土屋嘉男、香川京子、山崎努、桑野みゆき、仁木てるみ
【制作】1965年、日本

江戸時代の療養所に勤める名医と若い医者との交流と人間模様を描いた作品。

長崎で蘭学を修めた若い医師、保本登(加山雄三)は、赤ひげ(三船敏郎)と呼ばれる医者のいる小石川養生所に勤めることになる。はじめは不満だった保本だったが、気の触れた美しい女性(香川京子)に殺されそうになったところを赤ひげに助けられ、次第に赤ひげの人情と正義感にあふれた人柄に惚れ込んでいく。
愛していた妻(桑野みゆき)との愛を貫いた佐八(山崎努)を看取った保本は、遊郭で女郎の虐待を受けていた12歳のおとよ(仁木てるみ)の世話をするようになる。始めは保本を警戒し、診察を拒んでいたおとよだったが、赤ひげの優しさに触れ、次第に閉ざしていた心を開くようになる。保本は、かつての許嫁で、保本を裏切って他の男の子を産んだちぐさ(藤山陽子)を許し、その妹のまさえ(内藤洋子)との結婚を決める。祝いの席で、保本は決まっていた幕府の要職を蹴り、赤ひげのいる養生所に勤め続けることを決めるのだった。

人情話を盛り込みながらの3時間の大作。病院が舞台のドラマは現在も数多いが、その原点を見るような作品だった。ちょっと長いが、心を閉ざしていたおとよが段々と保本になついていく様子は、見ていて微笑ましく、楽しめる作品だった。

【5段階評価】3

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