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2017年5月17日 (水)

(1517) 用心棒

【監督】黒澤明
【出演】三船敏郎、東野英治郎、仲代達矢、山田五十鈴、司葉子
【制作】1961年、日本

宿場町に巣くう悪者を退治する浪人の活躍を描いた作品。

とある宿場町に、腕っ節の強そうな浪人(三船敏郎)が現れる。浪人はガラの悪い連中に囲まれるが相手にせず、飯屋の亭主(東野英治郎)に飯を乞う。飯屋の亭主は、この町にはびこる二つの集団があると聞かされる。一つは清兵衛(河津清三郎)の率いる集団。もう一つは丑寅(山茶花究)が親分の集団。亭主は浪人に早く町を出るよう勧めるが、浪人は町にいつくことを宣言。手始めに、清兵衛の方に行き、腕前を見せるから自分を用心棒に雇えと言って、あっという間に丑寅の子分を三人仕留める。清兵衛は浪人を雇うことを決めるが、女房のおりん(山田五十鈴)は、攻め込んだ後に浪人を殺せば報酬を払わなくてすむと清兵衛に入れ知恵。清兵衛は丑寅の住処に攻め込もうとするが、おりんの策略を盗み聞きしていた浪人は、両勢力の衝突の直前に用心棒を降りる。互いの決戦はおあずけとなり、おりんと丑寅は互いに浪人を雇おうとやっきになる。浪人はやがて丑寅の側につくが、百姓の妻(司葉子)を囲っている丑寅の手下6人を皆殺しにし、清兵衛の仕業だろうと嘘をつく。ところが、百姓のしたためた浪人への感謝状がもとで、丑寅の弟、卯之助(仲代達矢)に嘘を見破られ、半殺しの目に遭って幽閉される。なんとかそこを逃れた浪人は、清兵衛を皆殺しにした丑寅側の卯之助を倒すと、町を去って行くのだった。

乱暴者ながら悪を懲らしめる浪人の造形が魅力。「荒野の用心棒」が本作の脚本を盗用した作品であることは有名。「七人の侍」に比べると、腕を切り落としたら血が噴き出したり、殺陣が派手になっている。

【5段階評価】3

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