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2017年5月12日 (金)

(1514) 七人の侍

【監督】黒澤明
【出演】志村喬、三船敏郎、木村功、宮口精二、加東大介、稲葉義男、千秋実
【制作】1954年、日本

村を襲う野武士と戦う村人と侍たちを描いた時代劇。多くの作品に影響を与えた名作。

ときは戦国時代。野武士たちは自分の食い物を確保するため、群れとなって百姓から強奪を繰り返していた。困った村人たちは、侍に食事を与える代わりに、野武士と戦ってほしいと頼む。浪人の勘兵衛(志村喬)は、百姓への協力を決意。侍集めを始める。
最初に仲間となったのは、片山五郎兵衛(稲葉義男)。勘兵衛は、若い勝四郎(木村功)を小屋の入り口に隠れさせ、入ってきた侍を丸太で打たせる罠を仕掛けるが、五郎兵衛は入り口で罠を見抜く。五郎兵衛は勘兵衛の人柄に惚れ込んで仲間となる。
次いで、勘兵衛の家臣であった七郎次(加東大介)。五郎兵衛も、剣の腕は中の下だが、薪割りが得意で明るい林田平八(千秋実)を見つけてくる。勘兵衛は、町で決闘を挑まれ、見事に相手を倒した剣豪、久蔵(宮口精二)をも仲間にする。六人目は勝四郎だった。勘兵衛は始め、まだ子供の勝四郎を人数には入れていなかったが、平八は大人扱いすれば子供は大人より活躍すると言い、百姓の利吉(土屋嘉男)の頼みもあり、六人目にする。七人目は、百姓上がりの菊千代(三船敏郎)だった。刀を持っているが侍としての腕はなく、勘兵衛は相手にしなかったが、侍におびえる百姓たちを、嘘の警報を鳴らして手なずけ、勘兵衛も仲間と認めるのだった。彼らは百姓たちに竹槍をとらせて戦い方を教える。
収穫の時を迎え、ついに野武士たちが村に攻め込んでくる。官兵衛は野武士を一騎ずつ村の中に誘い込み、袋のネズミにして数を減らす作戦をとる。七人の侍のうち、四人の犠牲を出しながらも、ついに野武士を全滅させる。生き残った勘兵衛は、「今度もまた負け戦だったな。勝ったのはあの百姓たちだ」と七郎次に告げるのだった。

妻(島崎雪子)を野武士にとられた利吉や、百姓の万造(藤原釜足)の娘、志乃(津島恵子)と勝四郎の決戦前夜の情事など、いくつかの人間ドラマを織り交ぜながら話が展開。百姓や浪人の身なりは、とても戦後の人々とは思えないリアリティがあり、本当に戦国時代の映像を見ているかのようだった。
一方で、やれ「荒野の七人」のもとになっただの、やれジョージ・ルーカスやスティーブン・スピルバーグが影響を受けただの聞くので、かなり高い期待を持って観たせいか、意外と淡々としているなという印象だった。それと、台詞が聞き取りづらすぎだった。早口で音質が割れているので、何を言っているのか分からない。字幕がないか、探してしまった。
ちなみに、勘兵衛が「荒野の七人」のクリス(ユル・ブリンナー)であることは、髪型からも分かった。

【5段階評価】3

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