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2017年4月10日 (月)

(1496) ティファニーで朝食を

【監督】ブレイク・エドワーズ
【出演】オードリー・ヘップバーン、ジョージ・ペパード、パトリシア・ニール、バディ・イブセン
【制作】1961年、アメリカ

同じアパートに住む男女の恋物語。

ホリー・ゴライトリー(オードリー・ヘップバーン)は、悩んだときはティファニーにタクシーで乗り付け、気持ちを落ち着ける女性。同じアパートに作家のポール・バージャック(ジョージ・ペパード)が引っ越してくる。自由奔放なホリーに戸惑いながらも、ポールは彼女に好感を持つようになる。ホリーは実は14歳で結婚しており、家出をしていた。夫のドク(バディ・イブセン)が彼女を訪ねてくるが、ホリーは喜びながらも彼のもとへは戻らなかった。その後もホリーは、ポールと仲良くしながらも、富豪との結婚を画策しては失敗に終わる。ホリーはそれでも予約したチケットでブラジルに発とうとし、ポールはタクシーの中でそれをとめる。ホリーは大雨の中、飼い猫をタクシーの外に出してしまう。ポールはタクシーを降り、ホリーを責める。君は人を愛することを束縛と恐れ、結局は自分で築いた鳥かごの中にいるのだと。
タクシーに残されたホリーは、意を決してタクシーを降り、猫を探すポールのもとに歩み寄り、ずぶ濡れになった猫を見つけて抱き上げると、ポールと長い口づけをするのだった。

序盤に電撃ネットワークの南部のようなユニオシ(ミッキー・ルーニー)という日系人が登場。出っ歯で愚鈍で嫌なヤツという人種差別的な設定。最後にちょっといい役になるのかと思ったら、最後まで軽い扱いで、この有名な映画の大きな汚点になっている。
汚点はさらに二つある。一つは喫煙。主人公のホリー、恋人のポール。二人とも喫煙者。とにかく、映画の中で、たばこを吸い続けている。それともう一つは、町なかのポイ捨て。たばこは言うに及ばず、お菓子の包み紙やらなんやら、とにかく平気で地面に投げ捨てる。それもたぶん、かっこいい仕草として映している。今観ると、そこが気になってイライラしてしまう。昔の映画だから、ということもあるかもしれないが、自分は古い作品もそこそこ観ているのに、この作品では特にそれが目に付いたのだから、本作の特徴と考えざるを得なかった。
そしてメインストーリーの方も、あまり面白いと思えなかった。主人公の女性が何者なのか、よく分からない。派手なパーティの金は誰が出しているのか。フレッドが死んだという知らせが彼女に与えた変化とは。
小説だとじっくりと描かれるであろう展開が、作品内では断片的で余韻や連続性が感じられず、いくつかの不連続なエピソードの後、二人は結ばれましたというだけの作品になっていた。

【5段階評価】2

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