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2017年3月31日 (金)

(1490) 愛と青春の旅立ち

【監督】テイラー・ハックフォード
【出演】リチャード・ギア、デブラ・ウィンガー、デビッド・キース、ルイス・ゴセット・ジュニア
【制作】1982年、アメリカ

海軍士官学校訓練生ので厳しい訓練と恋の行方を描いた青春映画。

女にだらしのない父親(ロバート・ロッジア)と、父親のせいで自殺した母親を両親に持つザック・メイヨ(リチャード・ギア)は、父の反対を押して海軍士官学校に入ることを決意。鬼教官のエミール・フォーリー軍曹(ルイス・ゴセット・ジュニア)の厳しいしごきによる訓練が始まる。
同じ部屋で友人となったシド(デビッド・キース)とともに、パーティに来た若い女性に誘いをかけ、シドはリネット(リサ・ブロント)と、そしてザックはポーラ(デブラ・ウィンガー)と付き合い始める。リネットはパイロットの妻となることを夢見ており、妊娠したことにしてシドを落とそうともくろむ。シドには恋人がいたが、リネットを本気で愛し始める。
一方、屈折した青春時代を過ごしたザックは、ポーラに惹かれながらも、愛されることにおびえ、ポーラとの距離を置き始める。リネットのようなやり方ができないポーラもまた、ザックを愛しながらも強く求めることができずにいた。
13週間にわたる訓練の12週間目、シドは高高度の気圧の訓練に耐えられず、パニック状態になってしまう。自分のためではなく、亡くなった兄の代わりに親や恋人の期待に応えようと入学していたシドは、自らDOR(Drop on Request: 任意除隊)を決意。指輪を買ってリネットの元に向かう。リネットはシドの求婚を喜ぶが、シドが除隊したと聞いて、妊娠は嘘だ、とシドに告げる。シドはそれでも結婚しようとリネットの手を取るが、リネットは結婚したくないと指輪をシドに返す。シドはなじみのモーテルに行き、店主の前で指輪を飲み込むと、部屋の中で首つり自殺をする。
ザックはポーラとシドを探し、トイレで首を吊って亡くなっているシドを発見。ザックは自分のせいだと悔やむ。ポーラはザックをなぐさめるが、素直に聞き入れられないザックは、ポーラもリネットと同じなんだろう、ときつくあたる。
やり場のない怒りを、ザックはフォーリー軍曹にぶつける。サシの空手勝負をする二人。戦いは互角だったが、百戦錬磨の軍曹がザックの金的に蹴りを入れ、勝負が付く。
晴れてザックや仲間たちは士官学校を卒業。ザックは少尉となる。ザックはバイクを走らせ、ポーラの働く印刷工場に向かうと、士官の制服のまま、工場の中へ。驚く工員たちに見向きもせず、まっしぐらにポーラのもとに向かったザックは、ポーラを抱き寄せ、熱い口づけをすると、そのままポーラを抱きかかえて工場から出て行く。最初は妬むような顔つきをしたリネットだったが、やがてポーラに心から祝福の拍手を送り、他の工員たちもポーラの幸せをたたえるのだった。

もはや古典のような青春映画。恋物語もいいのだが、鬼軍曹が、最後には育てた生徒たちより低い身分になるという卒業シーンも、生徒たちの成長を実感させ、感慨深い。「スターシップ・トゥルーパーズ」でも、主人公をしごいた鬼軍曹が最後は一兵卒となって戦うというシーンがある。
「♪Love lift us up where we belong,...」というサビが印象的な主題歌、「Up Where We Belong/愛と青春の旅立ち」も有名。さわやかな青春映画という印象の作品で、今回はNHKのBSプレミアムでの放送だったが、いきなり陰部のボカシがあったり、そこそこエロいシーンのある作品でもある。

【5段階評価】4

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