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2017年2月21日 (火)

(1454) 星守る犬

【監督】瀧本智行
【出演】西田敏行、玉山鉄二、川島海荷、藤竜也、岸本加世子
【制作】2011年、日本

村上たかし原作漫画の映画化作品。犬と一緒に亡くなった初老の男を追って旅する市役所職員と少女の物語。

北海道の市役所に勤める奥津京介(玉山鉄二)は、幼い頃に両親と祖母を亡くし、祖父(藤竜也)に育てられた。祖父は彼にクロという犬を与え、京介は時には疎んじながらもクロを大切に飼った経験があった。
京介の勤める市役所の管内で、白骨化した初老男性と飼い犬の死体が発見される。京介は、その男性が犬を大事にしていたことに気づき、車の下から見つかった数枚のレシートをもとに、オンボロのフォルクスワーゲンビートルに乗って、男性が東北を北上してきた道をたどる。
男性(西田敏行)の書いた住所と名前をもとに東京に来た京介は、アイドルのオーディションを受けに来た川村有希(川島海荷)と出会い、旅路をともにする。京介と有希は、男性の泊まった旅館やコンビニ、リサイクルショップなどを移動しながら、その男性が犬を大事にしながら旅を続けていたことを知る。
二人は旭川までたどり着き、男性の亡くなった場所までやってくる。男性は一文無しになり、心臓の病が悪化してワゴン車の中で亡くなっていた。彼の愛犬、ハッピーは、男性のもとに町からパンの耳などの食料を手に入れては、せっせと遺体となった男性のもとへとやってきたのだった。ところが、キャンプ地で心ない利用客にものを投げつけられ、頭から流血したハッピーは、男性のもとにたどり着いて息を引き取る。
京介と有希はハッピーの墓に手を合わせる。やがて京介は仕事に戻り、有希も自らの夢を追い始めるのだった。

西田敏行演じる男性と飼い犬ハッピーとの悲話というだけでなく、それを追う京介と有希のロードムービーの形になっているのが、話が一本調子にならず、うまい作りになっていた。
有希が京介の車に乗り込む展開や、有り金を子供にすられたぐらいで一文無しになって山奥で死ぬというのはあまり現実的ではなかったりするのだが、そういった不自然さはさておき、やはり西田敏行は名優だったし、犬の演技もよくて、素直に感動できる作品だった。

【5段階評価】3

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