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2017年2月13日 (月)

(1450) シャレード

【監督】スタンリー・ドーネン
【出演】オードリー・ヘップバーン、ケーリー・グラント、ウォルター・マッソー
【制作】1963年、アメリカ

25万ドルの奪い合いに巻き込まれる女性を巡るサスペンスロマン。

富豪の妻、レジーナ・ランパート(オードリー・ヘップバーン)は夫チャールズとの離婚を決意。家に戻ると、中はもぬけの殻だった。チャールズは列車から投げ落とされて死亡していた。彼は手に入れた25万ドルをどこかに隠しているようだった。警察署で彼の遺品を受け取ったレジーナが茫然としていると、そこにスキー場で知り合ったピーター・ジョシュア(ケーリー・グラント)が現れ、彼女を慰める。
チャールズの葬儀には怪しげな男たちが3人現れる。レジーナはアメリカ大使館員のバーソロミュー(ウォルター・マッソー)に呼び出され、チャールズが25万ドルを横領して逃走したため殺されたこと、葬儀に現れた3人はチャールズの25万ドルを狙っているチャールズのかつての仲間であると教えられる。
レジーナはピーターと食事に行くが、葬儀に来ていたレオポルド・ギデオン(ネッド・グラス)、テックス・ペンハロー(ジェームズ・コバーン)に金のありかを教えろと脅される。ホテルの部屋に戻ると、葬儀に来ていたもう一人の大男、ハーマン・スコービー(ジョージ・ケネディ)が部屋を荒らしていた。そばにいたピーターが窓から逃げたスコービーを追いかけるが、その先にスコービーら3人がおり、ピーターは彼らとつながっていた。ピーターは3人に、自分がレジーナの信用を得たから自分に任せろと言ってレジーナの部屋に戻るが、ピーターを信用しないスコービーは、レジーナの部屋に電話をかけ、ピーターの名前はダイルであり、彼の目当ては金だと伝える。
レジーナはバーソロミューに電話でダイルの存在を伝える。バーソロミューはレジーナを呼び出し、かつてチャールズとダイル、そして葬儀に来た3人がドイツ軍の金塊を隠し、横領しようとしていたが、ドイツ軍の攻撃でダイルは死んだという話を聞かせる。バーソロミューはダイルの正体を明らかにしてほしいとレジーナに依頼する。
ピーターはスコービーに金のありかを教えろと襲われる。なんとかそれを退けてホテルの部屋に戻る。ピーターは嘘をついていたことをレジーナに詫び、レジーナは彼を介抱する。
そこにペンハローから電話が来る。彼はレジーナの友人シルビー(ドミニク・ミノット)の息子、ジャン・ルイ(トーマス・チェリムスキー)を人質に取っていた。レジーナとピーターが部屋に駆けつけると、そこには葬儀の3人がいた。スコービーは金をよこせと脅すが、ピーターは誰かがチャールズからすでに25万ドルを取っているかもしれない、と彼らの不信感をあおる。彼らは互いの部屋を調べることにするが、そのさなか、ピーターの部屋の浴槽でスコービーが溺死してしまう。
残された5人は警察から怪しまれる。レジーナはピーターから自分の正体は25万ドルを狙う泥棒だと聞かされるが、彼の魅力に惹かれていく。その晩、夜中の3時半にギデオンがホテルのエレベーターで何者かに殺され、ペンハローは行方不明になっていた。しかしペンハローはピーターに電話し、金をよこせと言ってきた。ピーターはペンハローが犯人ではないと考え、改めてレジーナとチャールズの遺品を確認するが、やはり手がかりは見つけられない。
ピーターは、警察の遺品リストをもとに、遺品の中にあったメモがなくなっていることに気づく。レジーナとともにメモにあった公園に行くと、そこにはペンハローが来ていた。彼はそこで切手市を発見。慌ててどこかに走り去る。ピーターもまた何かに気づき、ペンハローを追う。ピーターはホテルの部屋にいるペンハローに銃を突きつけ、封筒をよこせと脅すが、すでに封筒の切手は破り去られていた。ペンハローは、お前はレジーナにだまされたのだとピーターを嘲笑する。
レジーナは公園でシルビーに会い、ジャン・ルイに渡した切手はどうしたかと尋ねる。シルビーが切手市に切手の交換に行ったと答えると、レジーナは真っ青になり、あの切手は25万ドルするんだと言い、シルビーとともに必死でジャン・ルイを探す。ジャン・ルイはすでに切手を別の切手に交換してしまっていたが、良心的な切手商は25万ドルの価値のある3枚の切手をレジーナに返還する。
レジーナはホテルに戻るが、そこにはペンハローの死体があった。ペンハローは「ダイル」というダイイングメッセージを遺していた。それを見たレジーナはピーターが犯人と確信。バーソロミューに連絡して彼から逃走する。ピーターは必死でレジーナを追いかけ、バーソロミューに駆け寄ろうとするレジーナに真犯人はその男だと告げる。彼こそがカーソン・ダイルだった。チャールズと葬儀の3人はダイルを見殺しにして逃げたが彼は死んでおらず、ダイルはそれを恨み、4人を殺害したのだと告白。レジーナは隙を見て劇場に逃げ込む。ダイルがそれを追いかけ、彼女に忍び寄るが、ピーターは舞台の床を開放してダイルを落下させ、レジーナを助ける。
レジーナは25万ドルを大使館に返すと言い、ピーターはしぶしぶ了承。レジーナは一人で大使館の担当者の部屋に行くが、そこに座っていたのは、なんとピーターだった。彼は25万ドルを取り戻すための捜査官だったのだ。レジーナはピーターに抱きつき、彼との再婚を決めるのだった。

シナリオやどんでん返しがよくできていて、ラブコメ的な要素もあって楽しめる作品。映像は合成ぽかったりするし、未亡人とはいえ、若くて幼い印象のあるオードリー・ヘップバーンの恋の相手が白髪交じりのケーリー・グラントというのは、少々バランスが悪い気もしたけれども、最後のシーンも微笑ましかった。ただ、レジーナが切手の価値が25万ドルだと気づくのがなぜだったのかはよく分からなかった。夫の遺品の切手(しかも未使用)を子供にあげたりするかね、というのもちょっと腑に落ちなかった。

【5段階評価】4

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