(1440) ZMフォース ゾンビ虐殺部隊
【監督】マルコ・リストーリ、ルカ・ボニ
【出演】クリスチャン・ボービング、アイビー・マーシャル・コービン、カール・ウォートン
【制作】2013年、イタリア、アメリカ、ドイツ、カナダ
ゾンビが発生した街からの脱出を試みる傭兵たちの活躍を描いた作品。
ルーマニアの小さな町で住民がゾンビ化。生物実験の証拠隠滅のため、米軍は傭兵を雇って研究施設の爆破作戦を決行。送り込まれたのは、優秀な兵士だったジャック・ストーン(クリスチャン・ボービング)、爆弾のプロ、ジョン・マッドドッグ・マッケラン(マイク・ミッチェル)、スナイパーのドラガン・イリッチ(ダニエル・ビビアン)、女剣士のイーデン・シズカ(タラ・カーディナル)の4名。
服役中のジャックは刑の帳消しと幼い娘との生活を、他の3人は200万ドルの報奨金を米軍のカーター(カール・ウォートン)に約束され、軍用トラックで町に入るが、それはカーターの罠だった。町の爆破に使う時限爆弾は、トラックに溶接されており、彼らは帰りの足がなくなってしまう。彼らはゾンビと化した施設職員に襲われ、ドラガンが犠牲となる。ジャックは施設の研究者、ニューマン博士の娘、サム(アイビー・マーシャル・コービン)を救出。車を入手して襲いかかるゾンビを振り払いながら施設を脱出。途中で事業家のダグ・マリガン(ジョン・キャンプリング)、その恋人クレアと合流するが、クレアはゾンビに襲われてしまい、拳銃自殺。ダグはカーターに激しい憎悪を抱く。
ゾンビに囲まれたジャックたちだったが、マッドドッグが囮役を買って出る。イーデンも行動をともにするが、マッドドッグは始めから死を覚悟しており、ゾンビに囲まれ、襲われたところでガソリンスタンドごと爆死する。ジャックたちはカーターの待つ空港にたどり着くが、そこに強力なゾンビが現れ、カーターは襲われてしまう。ジャックたちはその場を逃げるがカーターを襲ったゾンビに追いつかれる。ジャックがゾンビに襲われ、危機一髪のところに、イーデンが現れる。彼女はガソリンスタンドの爆発から生還していた。ダグがロケット・ランチャーでゾンビを倒し、彼らはヘリで施設をあとにし、施設の爆発から逃れることに成功するのだった。
いわゆるB級ホラーなのだが、けっこう面白かった。女剣士の動きがかっこ悪すぎだったのはちょっと残念だった。登場するゾンビは、「28日後...」に登場するような全速力で追いかけてくるタイプ。ただ、銃やなよなよした剣術で倒されていき、次のシーンでは悠々と車に乗り、えらいノロノロ運転にもかかわらず余裕でゾンビたちを振り切ってしまうので、絶望的な恐怖感を味わうことはできなかった。
【5段階評価】3
| 固定リンク
コメント