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2017年1月21日 (土)

(1431) ベルリン・天使の詩

【監督】ビム・ベンダース
【出演】ブルーノ・ガンツ、ソルベーグ・ドマルタン、ピーター・フォーク
【制作】1987年、西ドイツ、フランス

人間になりたいと願う一人の天使の物語。

天使は人には気づかれず、人の心が読める存在。天使のダミエル(ブルーノ・ガンツ)は、サーカスのブランコ乗り、マリオン(ソルベーグ・ドマルタン)にほのかな恋心を抱くようになる。ダミエルは俳優のピーター・フォーク(本人)に話しかけられ、人として生きることの素晴らしさを知る。ダミエルは友人の天使カシエル(オットー・サンダー)に、人として生きたいという願いを告げる。そしてついにそれはかなう。ダミエルはマリオンと出会い、マリオンはダミエルに、自分は自分でいるために孤独を求めていた、という思いを告白。二人は口づけし、堅く抱き合うのだった。

ニコラス・ケイジの作品だと思い込んで観はじめたら、違った。そもそもタイトルが違うんだった。序盤からずっと白黒だったので、古い映画かと思ったら、なぜかビデオゲームが登場したり。あえて白黒にしていたのだった。天使から見えるのは白黒の世界ということのようだ。マリオンが登場して、ときおりフルカラーになる。「シンドラーのリスト」で、一瞬だけ赤色が登場するのを思い出した。
ピーター・フォークが出るというので、コロンボ以外にどんな役をするんだろうと思ったら、コロンボを演じるピーター・フォーク本人の役だった。それはそれですごい俳優ということだ。
名作であるはずなのだが、ちょっと退屈で、よく分からない作品だった。

【5段階評価】2

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