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2017年1月14日 (土)

(1430) 細雪

【監督】市川崑
【出演】岸惠子、佐久間良子、吉永小百合、古手川祐子、石坂浩二、伊丹十三
【制作】1983年、日本

谷崎潤一郎原作小説の映画化作品。戦前を生きた良家の四姉妹を描いている。

蒔岡家の四姉妹。長女の鶴子(岸惠子)は銀行勤めの辰雄(伊丹十三)を養子に迎え、本家を張っている。次女の幸子(佐久間良子)も貞之助(石坂浩二)と結婚して分家となっている。三女の雪子(吉永小百合)と四女の妙子(古手川祐子)は独身。
妙子は人形作りに精を出しており、良家のボンボンや写真家、バーテンダーと次々と恋仲になる。雪子はおとなしい性格で、長女と次女は競うように縁談を持ち込むが、なかなかまとまらない。
養子の辰雄の東京転勤の話が持ち上がり、鶴子は混乱。雪子は結婚を考えていた写真家の板倉(岸部一徳)が急死し、バーテンの三好(辻萬長)のもとに駆け込み、生活を共にし始める。東京行き拒んでいた鶴子も、ついに東京行きを決意。見合いのまとまらなかった雪子も華族の血を引く東谷(江本孟紀)との結婚を決める。雪子を憎からず思っていた貞之助は、一人でやけ酒を飲みながら、四姉妹と京都の桜をともに楽しんだ頃に思いをはせるのだった。

古いが名作の誉れの高い作品だったので、頑張って観てみた。思ったよりは話に起伏があって飽きなかった。ただ、太平洋戦争に突入しようという時期に、金持ちの旧家の四姉妹が、なんとも平和ぼけしたような問題に大騒ぎしているような感じもあり、共感できるかどうかは微妙なところだった。とはいえ、文学作品らしい小気味よい台詞の応酬と、さほど違和感のない関西弁は心地よかった。公開当時24歳の古手川祐子の入浴シーンも、見所の一つかもしれない。

【5段階評価】3

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